天香久山の写真はないけれど、畝傍山、耳成山とで大和三山という。
標高があまり高くなく、優美な感じの山々。
ちなみに、浅間山、白根山、赤城山は我が群馬県では上毛三山という。
(雰囲気違いすぎ)
甘樫丘は、若かりし頃の思い出の丘でもあります。
仲間達と甘樫丘からほど近い民宿に泊まっていた時、夜遅くに皆でワイワイしながら登りました。
なんでわざわざ夜に登るかなぁ。
昔から若者はバカ者、ろくな事はしないと相場は決まっています。
しかも時は3月、東大寺ではお水取りを控え、まだまだ寒い季節でした。
暗い夜道を懐中電灯で灯しながら登った甘樫丘は、ツーンと静まり返り、見下ろす村の灯りは、今よりももっと少なかったはず。
でも飛鳥時代、この地を本拠地としていた蘇我入鹿達が生きていた頃は、さらに暗くて星が綺麗だったに違いない、などと当時に生きて活躍した人達に思いを馳せながら、おバカな若者達は無事甘樫丘を後にしたのでした。
あれから40年以上過ぎ、今はこうして車上から写真を撮るだけ、昼間でも登る元気も体力も失われ、思い出だけが残りました。
蘇我入鹿繋がりで、入鹿の首塚
正面は飛鳥寺
二泊三日の旅は無事に終わりを告げましたが、まだまだ続く『旅の途中』