いよいよ最終回を迎える『始皇帝天下統一』ですが、やたら綺麗な始皇帝でしたね。

今回の目玉は、魏の滅亡と、昌平君の裏切り。

次の目標を魏に定めたエイ政(始皇帝)は、魏の都の大梁を攻めるも、なかなか思うようにならず沢山の兵を失ってしまう。
過去の戦報を調べ、水攻めが有効だと知り実行する。(この時代にきちんと文書として、過去の戦報が残されているって凄いわね)
水攻めは功を奏し、紀元前225年魏は滅亡する。

秦の重臣達は封建制の実施を主張する。
封建制を導入するという事は、手柄により領地を与えるという事ね。
でもエイ政と李斯は反対で、封建制にすると天下統一ができなくなるという。

封建制をめぐり裏で不満が堆積してゆく。
王せん将軍も涙ながらに、自分のためではなく全ての秦将の事を考えての事だと、エイ政に本音を吐露するのだけれど、結局受け入れられずに第一線を退くことに。


一方楚にいる昌平君は、楚の景涵の企てにより、エイ政を裏切ることになる。
封建を棚上げにされた楚人からの不満を、押さえきれなくなっていたしね。

昌平君の裏切りにより、20万の我が軍が全滅と知り、後ろへひっくり返るエイ政。びっくり

昌平君は丞相になった時から、華陽太后にごねていたものね、ほんとは丞相なんかになりたくなかったとか何とか。
その華陽太后も昌平君も楚の出身でビ姓だった。
華陽太后が亡くなったことにより、秦での後ろ楯も無くなってしまった。

昌平君の裏切りにより、秦のビ姓一族は窮地に立たされ、本当だったら皆死罪になるところだろうけれど、好きな場所へ行くが良いと命令が下る。
しかし、昌平君の娘でエイ政の后であるビ華は、自ら子供と別れ冷宮へ入る。

冷宮とは、皇帝の寵愛を失ったり、罪を得た後宮の女性が幽閉される場所だという。

エイ政は自分が間違っていたと思うのだけれど、沢山の犠牲を払ったわね。

いつか天下をおさめるときは、自分の子弟には領地も爵位も与えないと言うエイ政。

人間は何か目標があった方が動くし、結局は欲の塊みたいなものよ。

天下統一って何だろう❓️
統一しても、その後は長くは続かなかったわけだし。


いよいよ最終回を迎えます。
始皇帝が亡くなるところまではやらないわ
よね。
題名どおり『天下統一』までよ。ニヤニヤ