認知を変える

昨日の台風、凄かったですね～

皆さんのところは台風被害は大丈夫だったでしょうか？

今日は、打って変わり　いいお天気空もキレイでしたね

またまた　ブログ更新出来なくて

思い出したように　パソコンに向かっています

８月末でしたけど

「認知行動療法」の市民公開講座に参加させていただいたのです。

この市民公開講座は参加無料だったのですが

お金払いたいくらい良かったのです!!!

なので、ちょっと思い出して書いてみます

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「暮らし中に認知行動療法を生かす」

ここで言う「認知」とは、ものの受け取り方や考え方という意味です。

開会の言葉は、皇太子妃雅子さまの主治医である大野裕先生でした。

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最初は、海原純子先生（日本医科大学）の

「ツイッタ―を認知行動療法に使いこなそう」

タイトルだけ聞くと、えェ～(＠_＠;)「ツイッタ―」⁉️と思いましたが…　

これがまた聞いている私の認知を変えてくれる内容でした！

１４０文字内で、センスよく　

人を不快にさせないようにポジティブにつぶやく…

なるほど！

つぶやく前に、感情のコントロールや自分の考えの整理ができるわけですね～

自分を客観視することができる。

使い方次第では良いツールである。

いい言葉でつぶやき共感を呼び、その共感による繋がりも広がる。

「つぶやくか？」「つぶやかない！」は別として…

認知を変える視点や行動を変えるキッカケ、その流れは必要なことですよね。

海原純子先生、読売新聞ヨミドクターでブログ連載中です。
http://www.umiharajunko.com/blog/

次に、木村慧心先生（日本ヨーガ療法学会理事長）

「伝統的ヨーガに見る認知行動療法」　

ヨーガで、認知と行動を変える技法とは…

ヨーガ療法の礎「伝統的ヨーガ」からのエッセンス

その歴史的背景は、インド・ヒマラヤで厳しい生活環境に身を置く

ヨーガ行者たちが培った智慧の宝庫といえます。

カタ・ウパニシャド３０００年前の教典や

バガバッド・ギ―タ―２０００年前の教典から

ヨーガの人間構造論「人間馬車説」１０頭立ての馬車　

一台が丸ごと人間とみる身体観

車体が（肉体）で、１０頭の馬は（１０種の感覚器官）　

これらを手綱である（意思）が束ね

御者である（理智）　

その背後にあるチッタ（心素）に記憶袋があり（心理的残存印象である記憶）

トラウマも全てチッタに蓄えられている！

ここの記憶の認知を変えることが、伝統的ヨーガにみる認知行動療法といえる。

ヨーガの教典「ヨーガ・スートラ」第二章３～５節では

「自己ならざるものを　自己とみなすこと」　

「有限の物を　無限と思ってしまう」このことが認知の誤りだといっています。

「ヨーガ・スートラ」は、

『ヨーガとは、心の働きを止滅することである』の定義から始まり

三昧に至るまでの八肢則を、パタンジャリ大師が説いたものです。

２０００年以上前から「心の働き」について説かれていたとは…　

伝統の奥は深いですね。

ヨーガの背景や歴史、哲学ばかりでなく

ヨーガ療法の肉体次元のバイオフィードバック法

「ブリージングエクササイズ」を会場全体で実習してみました。

ストレスに対処する能力を高めるには

まずは、呼吸を（意識的に！）変えることから…

日常の些細なことから始まって…何か違うな～っと感じながらも

結構、頑張っちゃったり…

我慢ができちゃったり…　

ココロを閉ざしてちゃったり…　

そうなってくるとカラダの悲鳴も余程のことがないと気づいてあげられない…

ちょっと見方を変えたりするだけで

ココロもカラダも楽にもなるし　苦にもなるもの

過ぎたことは変えられないけど、認知は変えられる！

だから人は、勇気を持って自分と向き合い　

自分で自分を癒やしていくことができる

そう改めて感じた認知の変容の大切さ。

そして最後は、

「茶の湯セラピー」　藤村道代先生でした。

いま思うと　この先生は　「おもてなし」の心を話していたように思います。

お茶を飲みながら、日常の自分を切り離し、心を解き放し

リラックスして脳をメンテナンスする場所「お茶室」

眼から入ってくる色彩　

耳から入ってくる音　

鼻から入ってくる香り　

舌から入ってくる味

五感を総動員して自分をもてなす　

そんな「おもてなし」もあると言っていたように思います。

「暮らし中に認知行動療法を生かす」

それぞれの分野でのお話し楽しかったです。　

長々…　読んでくださり有難うございます