自分の持ち物を自分で管理できるように。 | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

一段と寒さが増す今日この頃ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。クッキー工房はこの寒さにも負けず皆様元気いっぱいです。


この冬、クッキー工房では利用者様がエプロンや連絡帳を収納する棚のレイアウトを少しだけ変更しました。


変更前は各担当のかごに4、5人分の利用者さまの連絡帳やエプロン、その他の持ち物が溢れんばかりに収納されていました。(写真では空っぽですが。)そのため、かごの中から自分の持ち物を探すのも一苦労でした。また、連絡帳やエプロンを入れ間違う利用者さまも時々おられました。






これが変更後です。今まで連絡帳やエプロンを収納していた大きなかごを撤去し、顔写真を貼った小さいかごを利用者さまに1つずつ用意しました。



始めは自分用のかごがあることに驚かれていました。しかし、自分用のかごがあることが嬉しいようですぐに新しいかごに慣れていました。

また、インテリア変更後は自分の持ち物を探す時間がなくなり、間違って違うかごに持ち物を入れることもなくなりました。



この度、

《利用者さまが自分の持ち物を自分で管理できるように!》

との思いから棚のレイアウトの変更を行いました。


今では、利用者さまが帰る前に自主的に忘れ物がないか確認されたり、かごに入っている上靴袋を見て、「今日週末だから上靴持って帰らないと。」と気づくことができるようになってきました。また、ある利用者様からは「(自分用の)かごを用意してくれてありがとうございます。」と御礼の言葉を頂きました。利用者さまの成長を見て、御礼の言葉を聞いて、棚のレイアウトの変更をして本当に良かったと思いました。


                                   小牧 下原


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