あきらめないで~! | 鞍手ゆたか福祉会スタッフブログ

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鞍手ゆたか福祉会は、福岡県鞍手町を拠点に、直方市、宮若市、行橋市、北九州市、福岡市、宇美町、長崎県大村市、
東京都新宿区で障碍者や高齢者の支援を行っている社会福祉法人です。

あきらめないで~!


こんにちは。

個人的なことですが、今回あきらめなくて良かったことがありましたので、とても嬉しくて投稿します。



11年前の平成15年9月、

我が家で1匹の犬を飼うことになりました。柴犬

犬種はウェルコーギーペンブローク、名前は「いち」、男の子です。

やんちゃでしたが賢い仔犬でした。


3歳の頃から何故か首や足先を痒がるようになり

皮膚が赤く発疹ができて、だんだん酷くってきました。



病院に受診するとアレルギー性の皮膚炎ということでアレルギー検査の結果、原因はハウスダストでした。

でも、これが分かってもハウスダストは完全に除去することはできません。



皮膚の炎症を治める抗生剤や、痒みを抑える消炎剤(ステロイド)が処方され服用すると痒みは治まりますが、時間が経過すると薬が切れてまた痒がります。

夜中も痒がり十分な睡眠がとれません。



何とか他に手段はないものかと、近隣の動物病院をいろいろと受診しましたが、どの獣医師も診たてはほぼ同じ(当然ですかね)で処方される薬もメーカーが違うくらいで内容は同じ物でした。

その後7年以上ずっとステロイドを服用させてきました。



最近になって犬アレルギーの体質改善をするインターフェロンが開発され7割以上の犬に改善効果がみられるという優れもので、8回(うちの場合は週一回×8週間)継続して皮下注射をします。

 これを昨年夏に処方しましたが残念ながら我家の「いち」は効果のある7割から外れたようで全く改善が見られません。(ノ_-。)



もう、あきらめかけていましたが、今年6月にネットで皮膚科に強い動物病院を検索すると、通院可能範囲にヒットしたのが、今の病院です。



半信半疑で受診しましたが、処方された薬の服用を始め3週目頃から徐々に改善がみられ、何と2ヶ月半で完治しました。



長い間、痒みで夜も熟睡できずストレスを溜めていた「いち」も、今では夜中に一回も起きず、すやすやと眠っています。

やっと良くなったとても嬉しくて喜んでいます。



その反面、犬の寿命は15年程度でもう11才、人生(犬生)のほとんどが痒みに悩まされ苦痛で辛い日々を過ごさせてしまったことに申し訳なく、飼い主がもう少し早くアクションを起こせなかったのかと後悔と懺悔です。



自分では何もできない犬が「あきらめないで~!」と叫んでいたのかもしれません。




「抜けたけなもう生えてきません」と言われておりましたが・・・


以下はbeforeafterです。


後両足(6月10日)





      ↓


後両足(8月23日)








右前足(6月10日) 左前足も同じ程度です

       ↓ 


右前足(8月23日)



こんなによくなりました(=⌒▽⌒=)

人の病院は専門がたくさん分かれていますが、動物病院は鼻の先からしっぽの先まで一人の獣医が診ます。しかし得意や専門に研究している分野があるようです。


「もう無理」「もうダメ」と物事をあきらめてはいけませんね。

何事にも希望をもって努力を継続していれば必ず光が射すことを信じて取り組むことが大切です。・・・と「いち君」に学びました。





みなさんは既にあきらめていることはありませんか?

その時・あの時は叶わなかったことでも

時代は進化しています。技術も医療も日々進歩しています。

奇跡も起こります。



まだまだあきらめるのは早いですよ。

視点を変えて再チャレンジしてみては如何でしょうか?。

きっと解決の鍵が見つかるはずです(^O^)




本部 松尾でした。足あと