NO.210

 

基礎というと

コンクリートの壁を思い浮かべますが

 

みなさんも基礎はどこかしらで

目にしたことはあると思います。

 

それでも

 

あの基礎の中身である

コンクリートの下を見ることは

あまりないのでは?

 

今日は

そんな基礎の中身をご覧いただきます気づき

 

 

 

ブログを書いているのは

 

富山県砺波市で

株式会社暮匠(くらしょう)という

工務店をしております

 

社長の姉さん女房こと

小橋博美です気づき照れ

 

 

 

これから家を建てる人

 

住んでいる家に

不満や不安を持っている人には

 

役立つ情報を!

 

幸せな暮らしはもっと幸せに♪

 

 

365日ぶっ続けでブログを投稿したら

きっと幸せな人が増えるにちがいない!

 

そう思ったからには

365日投稿するしかないのです気づき

 

 

いいね!ニコニコをおして

 

応援してくれると

とっても嬉しいですラブラブウインク

 

初めての方はコチラからどうぞ

どうしても読んでほしいブログはこれ!

 

 

 

2024年5月12日号

 

それでは今日も

いってみよう!

 

きょうの庭の一枚気づきカメラ

 

 

お昼ごろ・・・

 

気づいたら雨になってましたね…カエル

 

ちょっとビックリあせる

 

でも

 

雨に濡れた緑は格別にキレイですキラキラ

 

恵みの雨ですな気づき照れ

 

そんな小雨の中ではありましたが

 

きょうは基礎の見学に

お客様をご案内してきました!

 

 

  基礎の配筋(はいきん)

 

コンクリートの基礎は

 

みなさんも

どこかしらで見たことはあると思います気づき上差し

 

あの

 

コンクリートの下って

どうなっているのか?

 

気になったことはありませんか?

 

 

家に例えるなら

 

完成してからは見ることができない

壁の中といっしょで

 

コンクリートが流し込まれては

見ることができないところが

とても大事なんですよね~気づき

 

 

そこで今日は・・・

 

家づくりを考えておられる

お客様にご覧いただきました!

 

 

 

こちらが

 

コンクリートが流し込まれる前の

鉄筋を適切な位置や量で配置した

配筋の様子です!

 

今回、なぜ?

この配筋を見てほしかったというと

 

構造計算や耐震等級によって

配筋のはりかたは

まったく違うからです!

 

暮匠では

許容応力度計算による

耐震等級3を基準にしています。

 

 

ご存じかと思いますが

 

ひとくちに耐震等級と言っても

とても曖昧なんですね気づきキョロキョロ

 

もっと統一すればイイのにダッシュ

 

って、思ってしまうくらいに

ややこしくないですか?

 

 

「耐震等級3」をみても

 

許容応力度計算による

耐震等級3が

耐震性も安全性も

いちばん高いんですよね!

 

これを証明しているのが

配筋のはりかたです気づき上差し

 

 

黄色い線の手前と奥で

 

ピッチ(四角の大きさ)が違うのが

分かりますか?

 

手前が大きくて

奥が細かいですよね?

 

許容応力度計算では

この一本一本の鉄筋も計算され

 

根拠ある配筋量で配置がされます!

 

この

 

部屋によって違うピッチも

そういう理由からです気づき上差し

 

 

 

  地中梁(ちちゅうばり)

 

 

 

これは「地中梁」といいます。

 

天井の梁が

地面に入っているイメージですね!

 

柱脚の回転を拘束したり

 

水平力や地盤反力

不同沈下による応力に抵抗したりするために

根拠をもって設置されます。

 

 

ご覧のとおり鉄筋の太さも

既定のモノから太いモノまで

 

くわえてU字型の鉄筋まで

計算され配置されているんですよ気づき上差し

 

 

この地中梁においては

 

耐震等級3だから…

というわけではありません。

 

暮匠では設置しますが

他社様では無いところも多いと思います。

 

理由としては

 

基礎の立ち上がりの

形状からになりますが

 

これを説明していると

ずいぶん長くなってしまいますので

改めるとしましょう気づきウインク

 

 

こうやって・・・

 

許容応力度計算による

耐震等級3の家の基礎=配筋は

 

その計算によって

 

鉄筋の一本一本まで根拠ある

太さ・量・配置となっているんです!

 

 

とは、言うものの・・・

 

 

これだけ見ていると

 

 

で、終わってしまいそうですが・・・

 

 

通りすがりに

 

このような配筋の現場をみかけたら

敷地に入らず(ここ大事よウインク

のぞいてみてください!

 

違いがよく分かると思います!

 

 

もし・・・

 

ぜんぶ同じ大きさのピッチだったら

 

 

それは許容応力度計算で

計算されていない家だといえますね気づき

 

この写真は

単に先ほどのピッチの大きい場所を

切り取り拡大したものですが

 

じっさいに

 

一面がこのようになっている

配筋の基礎はたくさん見ますね~

 

 

そして・・・

 

これを見ると

 

いかに許容応力度計算された配筋が

頑固で丈夫なものかが

よく理解できると思います気づきウインク

 

 

 

 

Instagramを利用している方は

 

配筋の投稿がながれてきたら

これから気にして見るとイイですよ!

 

意外と多いですよ…

 

ただただ同じ大きさの四角が

キレイにしきつめられた配筋の写真って。

 

ところがこのキレイさが

誤解をうむのよね~あせる

 

キレイ=良い

 

って・・・キョロキョロ

 

 

違いますからね!

 

覚えておいてくださいネ!

 

 

 

それにしても・・・

 

ただただ同じ大きさの四角が

キレイにしきつめられた配筋で

 

「地震に強い家」って…

 

 

何を根拠にそう言えるのか?

 

ちょっと疑問ですね?

 

 

さぁ~

 

あしたから

どこかで基礎をみかけたら

 

わくわくしますね!爆  笑

 

 

それでは

今日はこれでオシマイ気づき

 

では、また明日気づき照れ