NO.170
「隠居荘を考えています。」
そんなお客様と出会い
ふと
「隠居」について考え込んでしまいました。
ブログを書いているのは
富山県砺波市で
株式会社暮匠（くらしょう）という
工務店をしております
社長の姉さん女房こと
小橋博美です
これから家を建てる人
住んでいる家に
不満や不安を持っている人
そんな人たちの
役に立つ情報発信のため
365日ブログをぶっ続けで書く！
決意をしました
いいね！
をおして
応援してくれると
とっても嬉しいです
2024年4月1日号
それでは今日も
いってみよう！
きのうで完成見学会がおわり
社長の計らいで
今朝はゆっくりと休ませていただきました
たまにゆっくりすると
気分までゆったりするもんですね…
天気も良かったので
久しぶりにゆっくりと
事務所の庭をまわってみました
と・・・
おぉ～～～
咲きましたよ！
桜～
あしたも暖かいようなので
チラホラと咲き始めるだろうなぁ～
薔薇
どうしたんだろう？
今年はやけに元気がイイ！
ここへ来て9年目だけど
今までで一番
元気がイイように思う…
嬉しいんだけどね
アブラムシだけには
やられないようにせねば！！！
これ、モミジなんだけど
もう花が咲きそうですわ
モミジの花も可愛いのよね～
見たことありますか？
咲いたらお見せしますね！
そして、この花・・・
何だったろうか？
春になるたびに
調べては忘れ、忘れては調べ…
この花に申し訳ないわ
たしか…
縁起の良さそうな名前だったような…
最後は強風の中を
大好きな草むらの小花に癒されて
おしまいです！
この草むら・・・
いつまで
大好きでいられるだろうか…
ゆるりと
よい時間をいただきました
社長に感謝です。
さて・・・
長らくの見学会では
沢山のご縁をいただきましたが
中でも印象的だったのは
そんなご婦人のことば。
「隠居荘」
とても新鮮な響きに感じました
なんでしょう…
どうしてもわたし達って
家を商品のような？
呼び方をしてしまっているのか？
「お一人さまの家」とか
「小さな平家」とか
なんなら
「老後の平家」とか・・・
そこへきて
この
「隠居荘」いんきょそう
という響き。
なんだろう？
すごく
ご婦人の人生のようなものを感じて
かんたんに
「老後の平家」とか言ってる自分が
ちょっと恥ずかしくなった
あらためて「隠居」の意味を
AIさんにきいてみた
高齢や健康上の理由や
後継者への事業譲渡などを理由に
公的な地位や職務から退くことを指す。
また、自身の生活を他人に依存せず
社会から離れて
静かに過ごす生活スタイルを指すこともある。
うんうん・・・
ご婦人がまた頭に浮かぶ。
ご高齢ながらに
とうてい真似できない達筆と
品のある言葉づかいと
わたし達への気遣い。
おそらく
立派な職業を全うされて
これからの人生を
心静かに過ごしていかれるのだろう
その
人生最後の家が
「隠居荘」なんだと
ご婦人自身がおっしゃっていた。
恐れ多くも
ご婦人の人生の一部を
聞かせてもいただいたのですが
こんなに家づくりが
どすんと胸にきたのは初めてで
ご婦人の残りの人生の
責任のようなものを感じました。
これは
このご婦人に限らず
人にはそれぞれの人生があり
その人たちが
わたし達を頼ってくださるなら
その人たちの
これからの人生の
責任を負う覚悟で
家づくりに
向き合わなくてはならない！
そう
つくづく思いました。
あらためて
家づくりにかかわる
重大さを
学ばせていただいた
ご婦人に感謝します
そして
わたしも
このご婦人のように
女ひとりでも隠居できる
そんな人生を
心がけていきたいと思います
まぁ～
8つも姉さん女房なのに
社長を看取る約束をしているので
やっぱり
わたしにも隠居荘は必要だな！
社長、よろしく～
それでは
今日はこれでオシマイ
では、また明日