■転ばぬ先の知恵…終活に役立てる
>>収入減・災害…危機に備え知っておきたいお金の知識
収入の減少、地震や集中豪雨などの自然災害、交通事故などは、いつ誰が遭遇してもおかしくない。これから起こる可能性のあるリスクを「想定」して、万一の時にすべきことをシミュレーションしておくことも危機管理の一つとなる。 公的な制度に関する知識があるかないか、危機に直面した時に適切な行動が取れるかどうかで、その後の生活再建に大きな差が出てくることも考えられる。日ごろから家計の危機を意識し、必要な情報を収集して家族で共有しておきたい。ここでは身近に起こり得る「家計の5つのピンチ」への対処法をみていこう。
【要約】
1,住宅ローンが払えなくなりそう → 借り入れている金融機関にすぐ相談
2,収入減で手元資金が足りなくなった → 当座貸し越しや契約者貸し付けを利用する
3,地震や台風で自宅が被害に遭った → 被害状況を撮影、罹災(りさい)証明書を受け取る
4,クレジットカードを不正利用された → カード会社に即連絡、利用停止にする
5,病気で入院することになり、医療費が心配… → 高額療養費制度を活用、限度額適用認定証を提出
終活カウンセラー協会資料より