教育費の準備の定番といえば学資保険。
メリット・デメリットを確認しておきましょう。
学資保険は一般に親が契約者(保険料負担者)、子供を被保険者とした積立型の保険です。
子供の加入年齢は大半が小学校に入学する前ですが、10歳や12歳まで加入が可能な保険もあります。
満期は17歳、18歳などです。
メリットとしては確実に教育資金の準備ができる点です。
毎月、口座引き落としであること、途中で解約すると元本割れする可能性があるので継続しやすい、解約しにくいからです。
親に万一があった場合、以後の保険料の払い込みが免除になるのも特徴です。もちろん、満期保険金は予定り受け取ることができます。
一方、デメリットとしては、予定利率が低いときに契約すると満期受取金が元本割れする可能性がある点です。中途解約した場合も元本割れの可能性があります。
学資保険には貯蓄性を重視したもの、貯蓄性のほか保障性も重視したものがありますが、既に生命保険(死亡保険)に加入しているのであれば、貯蓄性を重視したタイプが良いでしょう。すなわち、返戻率の高い商品です。
同じ商品でも、契約者の年齢や性別により返戻率が異なりますので、シミュレーションしましょう。
また、保険料の払込期間を短くすることで返戻率を上げることも可能です。
新美昌也(にいみ・まさや)
ファイナンシャル・プランナー(CFP)/1級FP技能士。法人・個人のコンサルティングや雑誌への寄稿、労働組合などのライフプランセミナーや確定拠出年金の講師などで活躍。ライフプランニングを得意とする。また、民間の介護保険に詳しいFPとして多数の取材に協力している。進学費用や奨学金、教育ローンにも詳しく高校の保護者向け講演会も年間70校以上で実施している。隠れた得意分野は会社の節税や生保実務経験20年以上の経験を活かした生命保険の活用法である。
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