今朝の記事にたくさんのコメントをいただき、どうもありがとうございました
資産運用の基本は【長期・分散・積み立て】と言われていますが
好調な資産クラスがあれば、短期投資で相場の恩恵を受けるのもありですし
運用方法は人それぞれなので、きちんとリスク管理さえできていれば
基本的には問題はないのではないかと思います
問題なのは、自分が取れるリスクの量を考えずに相場にお金を注ぎ込みすぎること。
相場が崩れた時に生活に支障が出たり、狼狽売りしてしまうようでは
資産形成どころか投資がマイナスでしかなくなってしまいます
また、分散投資が大事という話を聞いて
「分散のためにオルカンの他にS&P500の積み立ても始めました!」
とコメントをくださる方もいらっしゃるのですが
それは分散投資ではありません
むしろ、リスク上がってます
とりあえず、オルカンとS&P500が何に投資をしているのかということを
目論見書で確認するところから始めてみることをおすすめします
分散投資とは、一つの資産だけではなく値動きの違う別の資産に振り分けたり
投資のタイミングを複数回に分けることでリスクを分散するという考え方です。
これにより、万が一株式市場がクラッシュしても
運用している資産の目減りを最低限に減らすことができ安全に運用することができます
具体的には、株式、債券、金や原油などのコモディティー、不動産などの資産に
分散をしながら投資をしていくということ。
これらの資産はそれぞれ別々の値動きをするので
最近は似たような値動きをするものもありますが…
どれかが下がればどれかが上がり、分散することで値動きの波が小さくなります
こちらの動画も参考になりますよ
という話をすると、
慎重な性格の方は、最初からバランスファンドで運用した方がいいのかな…
と真面目に考える方もいらっしゃるのですが
初めから分散をしすぎると運用効率が下がってしまうので
運用を始めたばかりの方は、運用資金がある程度のまとまった金額になるまでは
株式のみを積み立てておいても大丈夫だと思います
今運用している株式が暴落で半減してしまっても問題なさそうか
ドキドキせずに運用を続けていくことができそうかを常に考えながら
ご家庭の状況やリスク許容度に合った資産配分を見つけていけるといいですね
この本で資産運用の基本が学べます!