各地で梅雨が明け、夏本番!がやってきましたね。
暑くなると、食欲も落ちがちですが、体の中の大事な“腸”の為にも、きちんとした食事をとりたいものですね。
前回は、藤田紘一郎先生の本より「腸はだませない!」というお話を紹介させていただきましたが、今回も引き続き、先生の本より“腸”についてみなさんと考えていきたいと思います。
アレルギー疾患を克服するためには、腸内細菌を元気にすることこそ不可欠です。ただ、腸内細菌と一言でいっても、菌は多種多様かつ量は膨大です。培養できる細菌に限っても種類は500以上もあり、その数は100兆個を超えます。総量は成人でなんと約2キロと推定されます。無限ともいえるほどの菌たちが、腸の中で私たちの健康のためにがんばってくれています。
腸内細菌は互いに栄養をやり取りしながら、密接な関係を築いています。ビタミンを合成する細菌がいると思えば、腸が出した物質を有用なものにかえるリサイクル菌もいます。その多様性を腸内細菌研究の第一人者光岡知足東京大学名誉教授は「腸の中に、別の臓器があるようなものだ」と表現しました。
腸内細菌というと、みなさんは善玉菌・悪玉菌という言葉を耳にしたことがあるでしょう。腸管にとって善玉菌と悪玉菌のバランスは非常に重要です。
善玉菌の代表は、ビフィズス菌をはじめとする乳酸菌群です。乳酸菌群は、腸内を酸性に保っています。多くの病原菌は、酸性の場所では生きていられません。乳酸菌群は、腸内を酸性に保つことによって、外から入ってくる悪い菌の攻撃を防いでくれているのです。
しかも、ビフィズス菌には、免疫力を強める物質も含まれています。ビフィズス菌が免疫力とともに語られることが多いのは、このためです。こうした理由から、腸内が善玉菌優位の環境にあると、免疫力が高く風邪を引きにくい体が保たれます。免疫力の向上は、アレルギー体質の改善にも欠かせません。
また、腸内細菌には、善玉菌と悪玉菌というカテゴリーの他に、日和見菌と呼ばれる菌群がいます。健康状態のよいときには人間によいことをしてくれるけれども、体調が悪くなってくると、悪さを始める菌たちです。
腸内細菌のバランスの理想は「善玉菌はいっぱい、日和見菌はほどほど、悪玉菌は少々です。3タイプの腸内細菌がバランスよく保たれているときこそ、免疫力は最も強化され、アレルギー体質の改善に一歩踏み出せるのです。
いかがですか?
腸内細菌のバランスをよくする為にも、きちんと食事をとって、健康でいられる様に心掛けたいものですね
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【宇多川久美子先生講演会 in 北九州】
日時----2015年9月5日 土 曜日
(13時開場、13時半開演、16時終了)
場所---北九州市 黒崎COMシティー7F こどもの館
参加費--- 早 割 (6/22 12:00 ~7/20 12:00) 2000円
前売り(7/20 12:00~8/28 12:00) 2500円
当 日(8/28 12:00~ 9/5 当日) 3000円
※同伴としての18歳未満の方は無料です
※講演会の後、
黒崎駅近辺にて懇親会を予定しております。
参加費用は3000~5000円で先着20名です。
参加ご希望の方はお申込み時のメッセージ欄に
お書き添えください。
申し込み方法 右こくちーずまたはメール
■こくちーず
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参加費の支払いをすることも可能です
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