こんばんは、JPHMA認定ホメオパス藤崎です。
ゆるゆると書いているワクチン考ですが、予防接種スケジュールの中で取り上げられているモノの中、残すところ、ヒブ、小児用肺炎球菌、ロタ、おたふく、水痘、となりました。
さて今回は、ヒブについてまとめてみたいと思いますが、このワクチンは小児用肺炎球菌と同時接種されることが多いこと、またセットで細菌性髄膜炎を防ぐということで、一緒に考えてみたいと思います。(ちなみに最近では、ここにロタが加わり、B型肝炎が加わり、四種混合が加わったりして同時接種されています・・・)
ヒブ(ヘモフィルス・インフルエンザ菌b型)による感染症による細菌性髄膜炎を防ぐ目的のワクチンがヒブワクチン。細菌性髄膜炎にかかる子供の約60%以上が0~1歳児で、生後6か月頃から急に増える、ということ、または細菌性髄膜炎はかかった子供の半数以上が0歳の赤ちゃんということで、標準的なスケジュールとしては生後2か月から6か月までに初回の3回接種しておくように薦められているワクチンです。
一方、小児用肺炎球菌ですが、こちらも主として感染し重症化して、細菌性髄膜炎になるのを防ぐもの。こちらは小児用肺炎球菌ワクチンで予防されるものです。こちらも上記と同様の理由から、また抗生物質が効かない菌も多いということで、生後2か月から薦められているものです。
さて、この2つのインフルエンザ菌b型と肺炎球菌ですが、常在菌で口内には普通にあるもの。そして、何より記憶にある方も多いのではないでしょうか?副反応が出ています。
2010年2回目の接種後翌日に、心肺停止、死亡。
2011年2月、アクトヒブ(ヒブワクチン)とプレベナー7(小児用肺炎球菌ワクチン)の接種で4人の乳幼児が立て続けに死亡。
2011年3月、同じく同時接種後に連続7名死亡。
これを受けて、2011年3月にアクトヒブの使用を中止しました。その後6月に再開されたあと、またすぐに死亡あり。
現在、従来の7価ワクチン(プレベナー7)から13価ワクチンに切り替わっています。改良型、ということで、もう安全じゃないの?と思われている方が多いかもしれません。厚生労働省の副反応被害のデータを見て見ると、平成26年の10月から12月31日までの3か月の報告分として、13価肺炎球菌もヒブも死亡者が4名とのこと。
この2種類のワクチンは同時接種が、単独接種のときの死亡率よりはるかに大きいということもききますし、また細菌性髄膜炎自体が日本では減ってきている中で導入されたワクチンともいわれます。
そしてそして、毎度のことながらの添付文書拝見。
アクトヒブ https://www.medicallibrary-dsc.info/di/acthib/pdf/pi_ahb_1409.pdf
プレベナー13 http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00061870.pdf
しっかり、添加物の内容や培養する組織に何が使われているのか、チェックしておきたいものです<(_ _)>
毎回書きますが、こちらでは接種の否定も肯定もしておりません。
アタリマエのことですが、大事な子供の事、しっかり考える材料にして、この記事さえ疑ってご自身で納得いくまで調べて、ご自身でご決断くださいね(#^^#)
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