ホリスティック(Holistic)という捉え方 | 暮らしに虹をかける会

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こんにちは、まつばらですあひる
今回はわたしの好きな
ホリスティック(Holistic)ということをテーマに
書いてみようかと思います

さて、このホリスティック(Holistic)という言葉はみなさんご存知でしょうか?ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としていて
 そこからwhole(全体)、heal(癒す)、health(健康)、holy(聖なる)…などがあり、
health(全体)という言葉自体が、もともと「全体」に根ざしています。
強いて図にすればこんな感じでしょうか





「Holistic」という言葉は
1926年にジャン・クリスチャン・スマッツという思想家が
「ホーリズム(holism)と 進化」という著作の中で
「holism」の形容詞として初めて使った造語らしいです。
ですからホリスティク的な●●といった形の
ホリスティック●●と使用されることが多いです
最近では
ホリスティックビューティーやホリスティックセラピー
などと使われています

そしてそんな形容詞を医学に付けたホリスティック医学となると
「生命まるごとの医学」。
人(患者さん)を体だけでなく、心、精神、環境まで
しっかりまとめて"生命"ととらえ解決策を
考えていくもの。

となりホリスティック医学の定義として
次の5つが挙げられています。

1. ホリスティック(全的)な健康観に立脚する
2. 自然治癒力を癒しの原点におく
3. 患者が自ら癒し、治療者は援助する
4. 様々な治療法を選択統合し、最も適切な治療を行う
5. 病の深い意味に気づき自己実現をめざす


で、次に挙げるのはわたし的にはイチオシの
ホリスティック患者学


上記のホリスティック医学のホリスティックな医療を実現するには、
上記の医療サイドの考えに加え
利用者である患者や家族側の姿勢やまなざしが重要である。
というもので
3. 患者が自ら癒し、治療者は援助する項目を
突出させたものかと思います。

とにかく患者さん主体
患者が「自分らしく」医療を受け、選び取り、問い続ける。
そこでは医療者は影のような存在で
本当に患者さんの背中を小指一本で支えているかのような関係を
推薦しているものです。

医師とのかかわり方やコミュニケーションで
患者さんの納得度は変わります。
よって、
医者や医療を変えるならこちらから変わって行こうにこ
というスタンスとも受け取れます。
でも、わたしはその患者側のスタンス。
コレが
現代の医療がやりたい放題になってしまった一因
とも思えるので
患者側としては医療サイドを変えるより
ここ(患者側)からなのではないかと思え
イチオシな訳です

正直、患者さんは
「与えられる医療」から「選び取る医療」にシフトするので
責任も覆いかぶさってきます。
そして選びとるには知識も必要となるので
"これでもか"ってな死ぬ気の努力を求められます。

しかし


満足度はそれに伴い上がります


でも。
この話は患者側からの話で
権威主義や肩書きに頼るの方たちには受け付けてはもらえない
のも現状のようです

それにこれが蔓延すれば
西洋医学はもとより代替療法をされる専門家さんからも
お客さんが減るので懸念されるようで・・・

NPO法人日本ホリスティック医学協会と協会もあるようですが
ホリスティック医学にホリスティック患者学と共に
あまり目立つ存在ではないようです

ホリスティック ~ と形容詞的に使われているところは
随分あるようなのですけどチーン


ということで今回の
"ホリスティック(Holistic)ということ"はこれにて花





■  活 動 予 定  
      
5月16日 勉強会(担当:松原)
       (仮)ママと考える発達障害 定員10名
                10:00~12:00  お話勉強会 12:00~14:00   ランチ
        勉強会のみ1000円 ランチ込・・・1500円 
                ※この後運営スタッフ会議 

6月13日 ランチ会+梅仕事ワークショップ

7月11日 勉強会(担当:山本)

8月   暮らし虹主催 お出かけ体験デイ企画 
   

9月5日 宇田川先生講演会

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