少し時間が経ってしまいましたが、改めて。暮らしに虹をかける会では、先週土曜日にワクチンセミナーを行いました。大人15名、子供7名のご参加。市内のみならず、県外(大分や長崎)からもご参加いただき、皆さまの関心の高さをひしひしと感じる会でした。今回はワクチン全般的なお話で、ひとつひとつのワクチンによって何の病気を予防しようとしているのか。その病気自体はどんな病気なのだろうか?今現在どの程度の罹患率なのか?などは、お話しておりません。このあたりも、今後またやっていきたいと思っております。
さて、でもやっぱり皆さまに共通しているなぁ、と思ったのは、やっぱり不安なんだなってこと。たとえ、ワクチンの内容や背景やデータなどを知っても、それでも「もしも」を考えてしまう。裏返せばもちろん、子供を愛しているからこそ!ですが。そして、「免疫をあげたい」ということ。
以前、シュタイナーのアントロポゾフィー医学で子供の免疫を上げるには?という話を伺ったことがあります。人を肉体・エーテル体(生命力のようなもの)・アストラル体(感受体、快不快を感じるなど)・自我の4つの構成要素に分け、免疫を上げるためにそれぞれに対するアプローチ法が次のもの。
肉体には食と疲労のアプローチを。
エーテル体にはリズムある生活を。
アストラル体には音楽を。
自我には精神の熱を。
❝精神の熱❞というものを簡単にいうと
わたしは世界にとってどんな意味があるか?
わたしは世界にとって何者であろうとするのか?
わたしは世界とどのように関わるのか?
と教わりました。例えば、お花を買ってくる、それをどのように❝私❞がディスプレイするのか、とか。
そして、この4つの構成要素がしっかり揃ってこそ、免疫を上げるだけでなく、自由な大人へとなっていく、と。
話を戻しますが、セミナーに参加したり何か情報を得たりしても、その情報を鵜呑みにするのではなく、❝精神の熱❞の部分で、全てを自分ナイズしていってもらいたいものです。それこそが「免疫をあげる」ということ。子供のことを一生懸命思っている親こそが、子供によって免疫をあげてもらっているのかもしれません。
また、免疫とはよく言いますが、❝自己と非自己をわけるもの❞つまり、❝私は私である❞ということ。その考え、選択は本当に❝アナタ❞のものであるかどうか、自分に問うてみるのもよいかもしれません。ますます免疫、あがっちゃうかも!