子どもは風邪を引くほど強くなる? | 暮らしに虹をかける会

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こんにちは。日本肌育学会の山本です。
アレルギー体質の改善には、免疫力を高めることが不可欠です指
免疫力を高めるには、どうしたらいいのでしょうかはてなマーク


それには・・・思いきって菌にさらされる環境に子どもを置いてみましょう。
菌とふれあうほど免疫力は強くなります。

私が小さい頃は、ご近所のお友達が水ぼうそうになったら
「〇〇ちゃんちに遊びに行ってらっしゃい ニコニコ 」とか言って母に明るく見送られていました。
まだ水ぼうそうになっていない他のお友達も来ていて、〇〇ちゃんちに全員集合 キラキラ していたもんです かお


まあ、なんと大らかな キラキラ


子どものうちにかかったほうがよい感染症は、みんなでうつりあってました・・・・私はひとりっこだったので、兄弟同士でうつることができませんから、お友達の家によく行かされた思い出がありますあひる





ところが、最近は病気がうつらないようにと、必死になっているパパ&ママが多いようですね。

核家族が多いので、家事や育児をパパ&ママだけという状況が多いのと、子どもが1人病気になれば、ママ&パパの負担は倍増し、大変なのはよくわかります。


しかし、目の前のことだけでなく、先長く子どもの体のことを考えてみましょう。

つまり・・・終生免疫という点に重きを置くと、感染症(終生免疫を得られるものは)子どものうちにかかっておいたほうがよいのではないか・・・と考えられると思うのです。


ちなみに終生免疫とは、一度感染したら、生涯その病気にかからずにすむ免疫のことです。


麻疹や風疹、おたふく風邪、水ぼうそうなどが代表的ですね。

また、終生免疫には2つタイプがあります。



ご存知ですか~はてなマーク


1つは、水ぼうそうのように病原菌が体内にすみ続け、免疫が常にこれと闘い続けているために、免疫が保たれるタイプです。

もう1つは、一度感染したために免疫が得られ、世の中で流行のたびにその菌にさらされることで免疫が更に強くなっていくタイプです。
このタイプは麻疹、風疹、おたふく風邪が該当します。

しかし、終生免疫は獲得したからといって、完全に安心はできないようです。
つまり、その菌にさらされ続けることが肝心だ!
ということなのでしょうか。


大人になって初めて水ぼうそうなどのウイルスに感染するとかなりしんどいですから、やはり子どものうちにかかっておいたほうがよいきらきら!!と思います。


免疫学の藤田紘一郎先生の本にもそう書いてありました。


子どものうちに、終生免疫を得られていれば、女性も妊娠、出産の際にこわくありません。
受験期の学生達も麻疹が世間で流行っても恐れなくてもいいですねニコ


大昔を生きてきた先人達の命が今につながっています。
もともと持ってる人間の体の力を発揮しやすいように環境を整えていくことの方が、感染症にかからないようにするより、長い目でみると自然な気がします。

終生免疫を得るラブラブこのことの大切さがわが子を守り、育てることにつながっていくのではないでしょうか。・・・・ニコ