食器・容器にはプラスチック(合成樹脂)から作られたものが多いですね。
ポリエチレン、ポリプロピレン、メラミン樹脂、PETなどさまざまです。実は、これらが溶け出し、食品に混ざってしまい、それらを摂取してしまう可能性があるのです。
プラスチックを精製する段階で多くの添加剤を使う必要があります。これらの化学物質には有害なものが含まれています。このプラスチックに添加される添加剤には、主に可塑剤、安定剤、酸化防止剤などがあり、これらも食品中に溶け出している可能性があります。
プラスチックは1000種類を超える添加剤が使われているそうです。
プラスチックの種類にメラミン樹脂がありますが、これは軽くて、割れにくく、しかも安いといった特徴があり、お皿の他、茶碗、湯のみなど、いろんな食堂や外食店で使用されています。
しかし、このメラミン樹脂に熱いお湯や汁物などを入れると、微量ながら発がん物質のホルムアルデヒドが溶け出してくるようです。
メラミン樹脂とはメラミンとホルムアルデヒドの反応によって合成されています。厚労省は、検出限界以下とし、安全性に問題はないとしています。
どんなに微量でも人体にとっていいものではありませんし、何より赤ちゃんや小さなお子様には大きな毒となる可能性があります。
レトルト食品の包装材であるレトルトパウチフィルムも安全性に疑問があります。食品と接する内層にはポリエチレンまたはポリプロピレンが使用されています。
ポリプロピレンの場合、BHTという発がん性物質が疑われているものを添加されていることが多いです。レトルト食品を食べると、独特の味がしますが、これはやはり化学物質が溶け出しているためと考えられます。
食品に気をつけた後は、次に食器も考えていきたいものですね。