仮説のもとの治療 | 暮らしに虹をかける会

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暮らしに虹をかける会(No more 社会毒!!)のブログです

こんにちは、まつばらです。
お盆も今日で終わりですが北九州のお天気はイマイチ
そんな中、いかがお過ごしでしょうか?

さて、今回は
【精神科に相談する】もしくは【心療内科に相談する】ことについて。
例えば"こころの不調"があって精神科なり心療内科なりに駆け込んだ。
それで持ち込んだ不調は改善され明るい未来は来ているのでしょうか
ということについて。

実はここを考えて欲しいのです。
例えば自分のパートナーが亡くなった。
そしてその後、食欲がなく暗く塞ぎ込み誰とも口をきかない。
顔は暗く以前のような覇気はなくなりとにもかくにも鬱々としていたとする。
自分は病気ですか?
そしてそれって精神科や心療内科に行って解決することなのですか?
と、いうことです。

人が泣いたり悲しんだり落ち込んだり
塞ぎ込んだりそれこそ鬱々としてしまうには原因があります。
原因があるのだけれどそれに気づきたくないという場合もありますが
どちらにせよ精神科や心療内科の医師は
そんな原因を探して治療するということはまずしません。
それよりもまずクスリを出します。

精神科や心療内科では"ドーパミン仮説"というものが存在し
泣いたり悲しんだり落ち込んだり塞ぎ込んだりそれこそ鬱々としてしまうのには
脳のドーパミンが少ないからだという仮説のもとに治療が進められるからです。
そしてその仮説の上に作られた前回書いたような
とんでもないクスリが出されるといった訳です。

長い間、泣いたり悲しんだり落ち込んだり塞ぎ込んだりが続くと
大概が【うつ病】とされますが
その"うつ"の原因がセロトニン、ノルアドレナリン不足だということを
生きた脳を解剖して、証明した人は誰もいません
あくまでもモノアミン仮説という仮説なのです。

以下は、APAの大会に参加した精神科医のコメントと動画の一場面。

「精神病は、本当は病気ではないのです。」
「患者が治ったのか病気なのかをどうやって評価するんです?」
「治したいと思っていますが、その方法がわからないんです。」
「何が精神病の原因かわからないのです。」
「DSMにあるほとんどの病気には信頼できる診断指標がありません。」
「何を検査しているか、言いにくいですね。具体的には何もないんです。」
「私達は臨床上有用な検査にまでたどり着いていません。」
「誰かが精神病であるかないかを決定するために使える、検査というものがないんです。」
「精神病を特定できるような生物学的検査は存在しません。」
「検査は存在しません。生体検査もできません。」
「化学的な検査はありません。」
「血液検査やX線といった、診断を確認したり改善を示すための具体的な検査はありません。」
「私の診療では何の検査もしません。ただ患者と話し聞くだけです。それでそういった種類の病気かを決めます。」
「薬を出しても、効くかどうかはわかりません。」
「それはある程度、試行錯誤です。」
「それが正しい薬かなんて決してわかりません。」
「何人治したかですって?まあ、今のところ精神医学には本当に治った例はありません。」
「私はひとりの患者も治したことはありません。」
「私達は常に、知識の不足という問題を抱えています。」
「実際、精神病の原因が何であるかわかりません。」
「原因はほとんどわかっていません。」
「障害の正確な原因がわかったら素晴らしいですが、まだ先のことでしょう。」
現在、どの精神障害に関しても真の因果関係はわかっていません。

※最後のコメントは、アメリカ精神医学会の研究局長であり、
  DSM第5版編纂委員会委員長のもの



現在、どの精神疾患に関しても真の因果関係はわかっていませんってΣ(゚д゚lll)

ということは、
原因は解らずともひとまずおクスリを出すことをして貰う。というのが
【精神科に相談する】もしくは【心療内科に相談する】
ということの中身だというこです。


全ての問題には原因があります
で、その原因を追求し解消すれば道はおのずと開けます
辛く苦しい道のりではありますが
その原因をどうにかしない限りその問題はどうもならないということです。


それでも【精神科に相談する】もしくは【心療内科に相談する】という選択をしますか

わたしは自分で原因の究明でもしときます

では、まつばらでした