Cisco Packet Tracer を使用し学習を行いました。
Cisco Packet Tracer(パケットトレーサー)は、Cisco製のネットワーク機器をソフトウェア上で操作できるシミュレーターツールです。
実際のネットワーク機器を扱った経験がない人でも、操作経験を積むことができる、インフラエンジニアにとっては大変価値のあるツールです。
前回はPacket Tracer でネットワーク構成図へのVLANの設定と、リンクアグリゲーションの設定を行いました。
前回のブログはこちら↓↓↓
今回は、前回と同様にリンクアグリゲーションの設定を行いました。
今回はPC同士とPCとサーバ間でも疎通確認ができpingが通る設定とVTPの設定を行いました。
リンクアグリゲーションの設定
リンクアグリゲーションは、ルーターやスイッチ、NAS間に接続された複数のLANケーブルを1つの論理リンクとして構成する機能です。
通常は複数のLANケーブルを同一機器に接続してしまうとループ障害が発生してしまいますが、本機能を使用することで回避が可能です。
設定することでのメリットとして、「冗長化や可溶性の確保」や「負荷分散」などが見込めます。
リストアグリゲーションの設定も前回使用したネットワーク構成図を使用しました。
リストアグリゲーションの設定を行うことで、PC間、PCとサーバの間での通信は正確に行えているか、またLAN内の物理リンクが切れてしまっても正常に動作するのかといった部分を確認し理解することができました。
VTPの設定
VTP(VLAN Trunking Protocol)はトランクポートからVTPアドバタイズメントと呼ばれるメッセージを送信して、スイッチネットワーク全体で設定されているVLAN情報の同期をとるシスコ独自のプロトコルです。
VTPを使用することで管理者は1台のスイッチに対してVLANの追加、名前変更、削除などを行うだけで同じグループ( 同じVTPドメイン )の全てのスイッチにVLANの追加、変更、削除の情報が通知されます。
今回も作成したネットワーク構成図を使用しVTPの設定を行なった。
VTPの設定を行うことで、VTPの設定方法、VTPの動作の確認を行い理解することができました。
今回でPacket Tracerを使用したネットワークの学習は終了しました。
次回からはVisual Studio for Mac を使用しXamarin.Forms アプリケーションの作成の学習を行なっていきたいと思います。
今回参考にしたWebページ(リンクアグゲーション)はこちら↓↓↓
今回参考にしたWebページ(VTP)はこちら↓↓↓
Cisco Webページはこちら↓↓↓
Packet Tracer インストールや各種設定に関してはこちら↓↓↓