昨日、経営者仲間の会社に行く途中でこのトラックを発見。
これ、たった2ヶ月の短期ですが、私が最初の会社を退職し、渡米する前にお金を貯めるために(ダイエット兼ねて・・)バイトをした会社のトラックです。
これにビヤ樽・ビンケース、各種お酒を混載し飲食店への酒の配達。
重いし、兎に角キツイ!
もう20年近く前にはなりますが、その時はこういうキツイバイトは地方から採用してきます。しかもヤンキー上がりが結構多い。
仕事は皆さん真面目なんですが、オラオラ系の言葉が通常です。
ビールケースも一度に3ケースは持たないと、
「使えねぇな~」とかになりますし、また違った意味での縦型社会を目のあたりにします。
汗はかきますし、終わった後は爽快感なんですが、
薄暗い地下室で回収したビンを皆で壁に投げつけて割るんです。
ガラス片で箱に回収するために。
これは、日常ではない光景で心が折れました。
ただ、居酒屋で楽しく飲めるのも、こうした方々が居てくれるからだという事がわかりましたし、
社会では普段見える部分
見ようとしなければ見えない部分
があると思うんです。
自身が生きているこの社会がどうなってるのかを この目で見て生きていきたいので、
私は両方とも見たい・・そう思っています。
(とはいえ、最近歳も重ねてきて、選択をするようにもなってきましたが・・)
私たちの陰で支えてくれる人、
駅員さんとか、雪の日でも時間通りに働いてくれる人がいて、
今ももしかしたら尖閣諸島あたりで命がけでスクランブルしているパイロット
汚水をきれいに海に流してくれている人(私たちは流すだけ・・)
色々です。
そうした、
「見ようとしなければ見えない世界」
このバイト体験によって、私も社会構造の広さを知った気がします。
併せてものの見方を体得出来ました。
自身が興味をもって色々な事を見ようとしなければ、
真実は見えない・・と。