W田中の日 | kurarizumのガタガタ日誌。

W田中の日

ブログ引退宣言からほぼ1年となりましたが、また久しぶりの更新です。


長いことヲタやっていると、思わぬところで思わぬ人に再会することもあり、それがまた楽しみでもあります。


今回は、90年代によくステージを見に行っていた、Melodyの田中有紀美と、田中陽子のお2人でした。


私がMelodyのステージを見に行っていたのは、デビュー間もないころ(それも、日比谷でのラジオ公録)で、レコードメーカーがポニーキャニオンに移行してからは、ほとんど行きませんでした。


というのは、異様なくらいカメコが押し寄せて、まともにステージ見られる状況じゃなかったからです。


あっちこっちの会場で、カメコ同士のいさかいも起きていましたし。


一方の田中陽子は、都合シングル3枚出した時の、それぞれキャンペーンイベントに1回ずつ参加したのみ。


あとはテレビやラジオの公録などでしか彼女を見ていません。


田中陽子に関しては、ファンクラブに入っているほど、好きだったにもかかわらず・・・。


というわけで、2人とも私のことは当時まったく認識していません。


Melodyは解散後、田中有紀美の方はけっこう早く復帰していて、現在も地道に音楽活動を続けています。


田中陽子は引退後、音楽関係の裏方の仕事をしており、後年方や現役歌手、方や裏方として再会した「元アイドル同士」が驚いた、などというエピソードもあります。


裏方に回っているため、もう二度とファンの前に顔は出さないと思っていたところが、昨秋とあるきっかけで、田中有紀美のトークショーにゲスト出演。


それから間もなく、宍戸留美芸能生活25周年を記念したライブにゲスト出演。


実に20数年ぶりにファンの前で歌うことになりました。


引退からそれだけの年月が経っているにもかかわらず、「よっきゅん」の甘えたようなしゃべり方や雰囲気はそのまんま。


デビュー曲「陽春のパッセージ」とカップリングの「一人にさせない」を披露。


そして「夕陽のクレシェンド」では、歌の途中で感極まって泣き出してしまい、彼女が歌えなかった部分を観に来ていたファンが歌うという一幕までありました。


その時、来年のことだけど、もしかしたらまた歌う機会があるかもしれない、という告知がなされ、それが去る3月13日に開催されました。


田中有紀美主催の、「田中珈琲店」と呼ばれる定期ライブの番外編である「W田中の日」は、昼の部と夜の部の2部構成でした。


チケットはあっという間に予約でいっぱいになるほどの人気だったようです。


曲の構成は1部と2部で少し変えており、それぞれで1曲だけ歌うカバー曲は、1部はチェッカーズの「ギザギザハートの子守唄」、2部は中森明菜の「セカンドラブ」でした。


田中珈琲店がふだん、かなり緩いライブらしく、そうはならないように気を付けようと思っていたらしいですが、帰りがけに観客のほとんどから「緩楽しい」という感想を言われてしまい、やっぱり私がかかわるとそうなっちゃうのかな~、などと田中1号こと、田中有紀美が苦笑していたのが印象に残りました。


田中2号こと、田中陽子は、オリジナル音源では「夕陽のクレッシェンド」「陽炎のエチュード」を歌いました。


ただし、テレビサイズのショートバージョンだったのが残念です。


帰りがけ、次回はフルサイズでお願いしますと頼んだら、笑って流されてしまったので、もう機会はないかもしれません。


アコースティックで歌った某曲(タイトル度忘れしました・汗)は、市販されているバージョンではなく、FC抽選限定CDだったかの、クリスマス歌詞バージョンを特別に披露してくれました。


私もそのCDは持っていないから、この選曲は素直に嬉しかったです。(できれば歌詞カード作って配ってほしかった)


ただ譜面がないことから、アコースティックで演奏するための楽譜作りはかなり大変だったみたいで、練習時間が少ないことによるトラブルなどがあったのも御愛嬌。


引退から20年以上が過ぎている田中陽子。


昨年久しぶりに歌声を聴いた時にも思ったことだけど、それだけの年月が経っているにもかかわらず、当時と遜色のない歌声に感心していたら、あれから数カ月の間にさらにそのレベルは上がっており、歌詞に込める気持ちの入れ方とか、非常に情感豊かで、アカペラでも行けるのではないかと思えるほどでした。


さすがに、ホリプロスカウトキャラバンなどでグランプリを獲得しただけのことはあります。


田中有紀美もかつてのアイドル路線とは一線を画した楽曲を、時には軽快に、時にはしっとり歌いこなしていて、田中陽子とは違った魅力でいっぱいでした。


中でも、「手紙」という歌が特に気に入ってしまい、CD思わず買っちゃいました。


W田中の掛け合い漫才のようなトークも楽しかったし、機会があるなら、またいつか開催してほしいと思います。


にしても、本来年上のはずの田中2号こと陽子が、年下の1号有紀美に注意を受けるあたり、しゃべり方同様、甘えん坊キャラは相変わらずのようです。(笑)


ちなみに、田中陽子の写真掲載はNGのため、ライブ模様を取材している写真では、ほとんどが修正されています。


今の彼女を見たい方は、やはりライブに行くしかないですね。


なお、昨年の宍戸留美とのライブの時には、関係者や観客の一部に手渡されていた、田中陽子手作りの「意味不明」なメッセージカードは、今回はありませんでした。


私が某所に載せた時には、都合の悪そうな部分はカットしたんですけど、そのまんまを掲載してしまった人がいた場合、あとあと問題になると困るからだそうです。


ということで、次回は問題の起きなそうなカードの作成をお願いします。m(_ _)m


私は今でも、ブログの更新は止めていても、まだライブヲタの現役で、さすがに年齢的に厳しいももクロやらエビ中などのライブにもよく行きますが、参加者の大半が同世代の今回のようなライブは、終始穏やかに観賞できるので、これを機会に、通常の田中珈琲店にも、都合が付く限り参加しようと思っています。


40過ぎると立ったり座ったりが大変だから、いちいち引っ込まないでこのままアンコールしよう!という田中2号の言葉に、思わずうなずいたしまった私でした。(苦笑)


あ、でも、グルコサミンとかコンドロイチンは摂取してませんよ!爆


このブログと某所では違うHNを使用しておりますが、もし出かけられたら、その時はよろしくね、1号さん!(^-^)/