『セブンフレンズ・セブンミニッツ』 品川・六行会ホール
六行会(りっこうかい)ホール。
これで訪れるの、何回目でしょうか?
アリスインプロジェクトのお芝居、観に来るの、何度目でしょう?
特にそこが主催する舞台が好きだというわけでもないのに、最低年1回は観ていますか・・・。
結局、出演者で全部決まっちゃいますね。(キャスト無視して絶対観に行く「時空警察ヴェッカー」を除いて)
・・・で、今回もまた、アリスインのオリジナル作です。
僕は今回、配役以外のストーリー詳細をまったく予備知識として入れずにホールに来たため、幕が上がるまで、内容を知りませんでした。
まず客席に入って驚いたのは、いつかどこかで見たような屋上のセット。
・・・あれっ!?
な~んか、嫌な予感がするぞ。
そう思いつつ、怖々とスタートしたお芝居を観て行くと・・・
ああ、またメガネで白衣の科学部が出て来た。
好きだねぇ~、この手のキャラが。
・・・えっ、ちょっと待って!!
演じてるの、高橋明日香ちゃんだよね!?
しかも、おんなじ役!?
いや、役名違うか!?
そこまで覚えてないんだけど、彼女が昨年出演した『アリスインデッドリースクール オルタナティブ』でのそれと、まったく一緒でしょ!
一部のセリフまで・・・
というわけで。
ここでようやく、今回のタイトルの意味を理解しました。
夏頃に観た『エデンの空に降りゆく星空』で、もういい加減、無限ループのお話は作らないだろうと思っていたのに、またやっちゃいましたね。
しかも今回は、7分間と、その倍数を何度も繰り返すという、演じる方も観ている方も、これまで以上に混乱するお話です。
そしてなぜか『デッドリースクール』とキャラクターやストーリーの主舞台(屋上)が一部交錯するという、「デ・ジャ・ヴュ」も楽しめます。(泣)
本編に登場する、とあるキャラクターのセリフに照らし合わせるなら、脳内の錯覚らしいですが。(笑)
まさかこれ、おんなじ学校じゃないよね?
同じところの、別の並行世界のお話とか?
まあいいや。
考えるのやめよう。
たぶん、書いてる人もわかってない。(爆)
とにもかくにも、「あっち」とは全然違うお話です。
親友を救うために主人公が何度も同じ時間を繰り返し、「正しい未来」を勝ち取るため、奔走します。
主演の大久保聡美ちゃん。
『美少女戦士セーラームーン』でも主役やっていたけど、今度はアクションのない、普通の高校生の女の子。
共演者があくの強いキャラクター揃いなので、その中に埋もれて消えてしまわないよう、自分の存在をしっかり印象に残しつつ、普通の女の子を演じるのは、こちらが観ている以上に大変みたいでした。(終演後のサイン会で聞いたお話)
それと、このややこしい脚本。
最初は途中までしかできていない準備稿を渡されていて、同じ場面ばかり繰り返し出てくるから、印刷ミスだと思ってしまった演者さんもいたそうです。(カーテンコール後の本人の暴露話より)
内容については、みんな同じ気持ちだったようで、話を戻すと、大久保聡美ちゃんなど、主役決まってやったー!と素直に喜んでいたら、台本見てもう無理かも、と一気に落ちたそうな。
でもちゃんとできていたから、立派なものです。
立派といえば、僕が観たのは、時組公演の昼の部でした。
先にも書いたように、アリスインの舞台は何度も観ていますが、今回ははじめてキャストの誰もセリフをかまなかったという、完璧なお芝居を観させてもらいました。
素晴らしい!
ありがとうございました。
唯一残念なところがあるとすれば、日替わりゲストのさや姉こと、加藤沙耶香さん。
『デッドリースクール』の時は栞菜ちゃんが演じていた女性自衛官・竹内珠子(役名・役柄同一)での出演で、オープニングの本編ダイジェスト部分において、はけるタイミングを間違え、栞菜ちゃんにもの凄い顔で睨まれてしまったことくらいでしょう。(照明効果の関係でステージ暗いから、言わなきゃわからなかったのに・笑)
日替わりゲストということもあって、出演シーンも少ないし、とっても楽な役でしたよね?( ̄▽ ̄)
さて、スタート当初は不安だらけのドラマ展開ではあったものの、途中からはお話の中に引き込まれてしまい、2時間という上演時間があっという間に過ぎてしまいました。
これまでみたいに、途中で話が終わったりすることなく、きちんとした結末も描いてくれていたのにホッとしました。
ただ、大久保さん演じる相沢美玖と、今出舞さん演じる二宮涼以外の友だちとの関係が今ひとつ深く描かれていなかったため、そのあたりの関係性がはっきりしなくて、どういうつながりのある友だちだったのかわからなかったのが残念でした。
それと、タイムリープを起こした原因が、かつて美玖が雪崩に巻き込まれ、そこから救助されるまでの記憶を失っていたからだ、というのはいいとして、この事象がなぜ1年も過ぎてから唐突に起きたのか、それについての明確な言及がありませんでした。
このふたつがしっかりしていたら、完璧でした。
脚本手直しして、いつか再演しませんか?(笑)
・・・ところで、毎回パンをかじっていた誰かさん。
本当にいくつ食べてるの?(爆)
これで訪れるの、何回目でしょうか?
アリスインプロジェクトのお芝居、観に来るの、何度目でしょう?
特にそこが主催する舞台が好きだというわけでもないのに、最低年1回は観ていますか・・・。
結局、出演者で全部決まっちゃいますね。(キャスト無視して絶対観に行く「時空警察ヴェッカー」を除いて)
・・・で、今回もまた、アリスインのオリジナル作です。
僕は今回、配役以外のストーリー詳細をまったく予備知識として入れずにホールに来たため、幕が上がるまで、内容を知りませんでした。
まず客席に入って驚いたのは、いつかどこかで見たような屋上のセット。
・・・あれっ!?
な~んか、嫌な予感がするぞ。
そう思いつつ、怖々とスタートしたお芝居を観て行くと・・・
ああ、またメガネで白衣の科学部が出て来た。
好きだねぇ~、この手のキャラが。
・・・えっ、ちょっと待って!!
演じてるの、高橋明日香ちゃんだよね!?
しかも、おんなじ役!?
いや、役名違うか!?
そこまで覚えてないんだけど、彼女が昨年出演した『アリスインデッドリースクール オルタナティブ』でのそれと、まったく一緒でしょ!
一部のセリフまで・・・
というわけで。
ここでようやく、今回のタイトルの意味を理解しました。
夏頃に観た『エデンの空に降りゆく星空』で、もういい加減、無限ループのお話は作らないだろうと思っていたのに、またやっちゃいましたね。
しかも今回は、7分間と、その倍数を何度も繰り返すという、演じる方も観ている方も、これまで以上に混乱するお話です。
そしてなぜか『デッドリースクール』とキャラクターやストーリーの主舞台(屋上)が一部交錯するという、「デ・ジャ・ヴュ」も楽しめます。(泣)
本編に登場する、とあるキャラクターのセリフに照らし合わせるなら、脳内の錯覚らしいですが。(笑)
まさかこれ、おんなじ学校じゃないよね?
同じところの、別の並行世界のお話とか?
まあいいや。
考えるのやめよう。
たぶん、書いてる人もわかってない。(爆)
とにもかくにも、「あっち」とは全然違うお話です。
親友を救うために主人公が何度も同じ時間を繰り返し、「正しい未来」を勝ち取るため、奔走します。
主演の大久保聡美ちゃん。
『美少女戦士セーラームーン』でも主役やっていたけど、今度はアクションのない、普通の高校生の女の子。
共演者があくの強いキャラクター揃いなので、その中に埋もれて消えてしまわないよう、自分の存在をしっかり印象に残しつつ、普通の女の子を演じるのは、こちらが観ている以上に大変みたいでした。(終演後のサイン会で聞いたお話)
それと、このややこしい脚本。
最初は途中までしかできていない準備稿を渡されていて、同じ場面ばかり繰り返し出てくるから、印刷ミスだと思ってしまった演者さんもいたそうです。(カーテンコール後の本人の暴露話より)
内容については、みんな同じ気持ちだったようで、話を戻すと、大久保聡美ちゃんなど、主役決まってやったー!と素直に喜んでいたら、台本見てもう無理かも、と一気に落ちたそうな。
でもちゃんとできていたから、立派なものです。
立派といえば、僕が観たのは、時組公演の昼の部でした。
先にも書いたように、アリスインの舞台は何度も観ていますが、今回ははじめてキャストの誰もセリフをかまなかったという、完璧なお芝居を観させてもらいました。
素晴らしい!
ありがとうございました。
唯一残念なところがあるとすれば、日替わりゲストのさや姉こと、加藤沙耶香さん。
『デッドリースクール』の時は栞菜ちゃんが演じていた女性自衛官・竹内珠子(役名・役柄同一)での出演で、オープニングの本編ダイジェスト部分において、はけるタイミングを間違え、栞菜ちゃんにもの凄い顔で睨まれてしまったことくらいでしょう。(照明効果の関係でステージ暗いから、言わなきゃわからなかったのに・笑)
日替わりゲストということもあって、出演シーンも少ないし、とっても楽な役でしたよね?( ̄▽ ̄)
さて、スタート当初は不安だらけのドラマ展開ではあったものの、途中からはお話の中に引き込まれてしまい、2時間という上演時間があっという間に過ぎてしまいました。
これまでみたいに、途中で話が終わったりすることなく、きちんとした結末も描いてくれていたのにホッとしました。
ただ、大久保さん演じる相沢美玖と、今出舞さん演じる二宮涼以外の友だちとの関係が今ひとつ深く描かれていなかったため、そのあたりの関係性がはっきりしなくて、どういうつながりのある友だちだったのかわからなかったのが残念でした。
それと、タイムリープを起こした原因が、かつて美玖が雪崩に巻き込まれ、そこから救助されるまでの記憶を失っていたからだ、というのはいいとして、この事象がなぜ1年も過ぎてから唐突に起きたのか、それについての明確な言及がありませんでした。
このふたつがしっかりしていたら、完璧でした。
脚本手直しして、いつか再演しませんか?(笑)
・・・ところで、毎回パンをかじっていた誰かさん。
本当にいくつ食べてるの?(爆)