読書感想文:内藤陽介『今日も世界は迷走中―国際問題のまともな読み方』 | 倉山塾東北支部ブログ

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このブログではメンバーが執筆した読書感想文と、勉強会で参加者が発表したおすすめ書籍の紹介などをしております。

人間の身体というのは、

 

ざっくり申しますと、

 

“司令塔”としての頭があって、

 

その指令に従って動く

 

手足や胴体があります。

 

 

そして、それもバランスが重要です。

 

いわゆる「頭でっかち」で、

 

手足が頭に追いつかない、

 

という状態ではうまくありません。

 

 

反対に、「脳筋」「脳みそ空っぽ」

 

みたいなことですと、

 

考える前に身体が勝手に動いてしまう

 

ということになり、これもまたうまくありません。

 

 

組織もまた、同じことが言えると思います。

 

 

例えば軍隊という組織は、

 

頭の役割を果たす指揮官がいて、

 

手足となって動く兵隊がいるわけです。

 

 

双方のバランスが取れていればこそ、

 

多少のバグはあるかもしれませんが、

 

各々の役割をしっかりと

 

果たすことができるわけです。

 

 

このバランスが崩れると、歪みが生じます。

 

サウジや韓国などは言うに及ばず、でしょうが(笑)

 

みなさんも一つはそんな歪んだ形の組織、

 

頭に浮かぶのではないでしょうか。

 

 

…どこの組織とは言いませんが、

 

最近つくづくそう感じる組織がありました。

 

 

とはいえ、嘆いてばかりもいられません。

 

どんなにグダグダで迷走している組織でも、

 

それをあるべき姿に近づけようとするなら、

 

こちらがきちんとした知見を持って、

 

それなりの地位に上がって

 

力を持たねばなりません。

 

 

それは、国家であっても、会社であっても。

 

 

歪んだ組織には正しい治療を。

 

そして個人も組織も勝ち残る方法を

 

模索し実践しなければ、

 

と今日もまた思うのでありました。

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