感じたことがとても多い1冊でしたが、今回は『ウルトラマン』という作品に関わる部分をお話します。
私は『ライダーシリーズ』や『戦隊シリーズ』は全く興味がありませんでした。
一方、怪獣は大好きでした。
『ゴジラ』シリーズや『ガメラ』シリーズは、ほとんど観ました。
当然『ウルトラマン』シリーズも、といきたいところなのですが…
『~グレート』や『~パワード』、映画『ウルトラマン物語』『ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団』は観たのですが、それ以外はきちんと観ていません。
登場怪獣は本を読んでいたので結構知っているのですが、しかし、これでは外側ばかり齧って真ん中を食べていない感が満載です。
一話一話の話がどんな内容なのか、そもそもウルトラマンや「科学特捜隊」「ウルトラ警備隊」などが物語の中でどんな立場・位置づけなのか、という初歩の知識はほぼ無い…
要は本筋を押さえていないのです。
そのあたり、本書を読んで基礎的なところは押さえられました。
また、「あの怪獣の話はこういう話だったのか!」ということも多く、『ウルトラマン』シリーズをまた違った角度から見られました。
それと、『~タロウ』の怪獣の名前が「ふざけてんの?」というものが多かったというのは以前から思っていたので激しく共感しました(笑)
ちなみに、「円谷英二」「特撮」という単語が出てくる時点で当然ですが、ところどころ『ゴジラ』シリーズにも触れられていたので、『ゴジラ』ファンにとっては嬉しかったです!