一昨日、新政みえ(民進系会派)が中心にカジノ法案の慎重審議を求める意見書を提出をしました。

私も事前に意見書の趣旨等もお聞きをした上で提出者として署名をしました。

 

問題はここからで一昨日の朝一で議会運営委員会を開き、意見書の取り扱いについて協議。

結論が出ず、昨日は予算決算常任委員会が予定をされていましたのでその間をぬって午後一に再度議会運営委員会を開催。

その場で予算決算常任委員会終了後、本会議を開く方向を確認。

 

予算決算常任委員会終了後、本会議を開くと、冒頭自民系会派から「議長不信任決議案」が提出され、議会運営委員会を開催するため本会議は休会。

この時点で16時。

 

21時前に本会議が再開されるまで、議会運営委員会を開いたり、本会議を開いて審議時間の延長をはかったり、なんだかんだで約5時間。

 

再開されたのは21時前で議長不信任案は否決、意見書は採択。

 

不信任は提出者を含む会派ではない会派からは反対者も出るという状況。

 

5時間も時間をかけ、知事も職員も残業させる意味がどこにあったのかはなはだ疑問。

不信任案をどのタイミングで出すかというのはまったく自由ですし、「出すな」ということはできません。

ただ、不信任の理由が(議会運営委員会に委員を出していない)「小数会派への配慮がない」とのこと。

(本会議がこの日に開催をされるという連絡が議会運営委員会の直後になかったということ)

連絡がなかったということはなんらかの形で委員長に申し入れはしなければならないとは思いますが、それがなぜ即議長不信任??

 

まあ、かつてほどではないにしても国会でよく見られる引き延ばしというか無意味な抵抗にしか少なくとも私には見えなかったです。

ここは議会なのですから抵抗するなら建設的な議論で堂々と県民に訴えてほしかったです。