東日本大震災の復興事業や名古屋駅前の再開発などによる資材費の高騰などによる入札不調が相次いでいます。

津市でも先日入札不調による工事費の40%増額を発表しました。


http://news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-CK2014013102000024.html


桑名市の総合医療センター新病棟等建設も国の基金申請時から35億円増額、そして今回の入札不調を受けての32億円増額と工事費がドンドン上がってきてしまっています。


津市と違うのは当初の予算額からみると2段階で上げていることです。

冷静に考えると当初の35億円増は通常のもとでの適正な金額への修正。

そして今回の増額は資材費増などに伴うもので30%増というのは必要な金額なのかもしれません。


ただ一方で当初の金額からみると予算額が倍以上に膨れ上がっていることはなかなか市民感情的には受け入れがたい部分があるということも理解しなければいけません。


議会も市長もやらなければいけないことは限られた財源の中で市民の生命をしっかり守ることです。

そういった意味では病院の事業は最優先で取り組むべき事業であると言えます。

現実的で冷静な判断が我々議会にも市長にも求められていると感じます。


そして最後にすべきことは決定事項への説明責任これは二元代表制ですから市長、議会ともしっかりと果たしていかなければなりません。


いずれにしても週明けの4日が臨時議会で採決をおこなう日です。

しっかりと問題点を整理して、市長の決定で支えるとことはしっかりと支え、ブレーキをかけるべきところはしっかりとブレーキをかけていきたいと思います。