2019 みんなちがってみんないい | Kura-Kura Pagong

Kura-Kura Pagong

"kura-kura"はインドネシア語で亀のことを言います。
"pagong"はタガログ語(フィルピンの公用語)で、やはり亀のことを言います。

 

 2019年5月26日、みんなちがってみんないいに参加してきた。毎年五月下旬の日曜日、東京都八王子市の浅川河川敷広場(八王子市役所前)で開催されてる多文化・環境共生イベントだ。メジャーなものはないが、中身の詰まったこのイベント。今年はカンカン照りの日差しの下での開催となったが楽しかった。

 

 

 こちらはロックと日本舞踊と琉球舞踊とロックの融合した芸能。こういう、簡単にジャンル分け出来ない企画のあるところがみなちが。

 

 

 エスニック料理の屋台あり□。今回私はエジプト式のケバブ(肉サンドイッチ)とインド風焼きそばを頂いた。

 

 

 アートあり。

 

 

 

 忘れちゃいけない、福島原発事故の写真展。この黒いものは、現地で汚染土を入れたレコンバッグを実物大で模したもの。

 

 

 

 中東や東欧の音楽。民族音楽好きには堪らないねえ。

 

 

 アイヌ芸能。小学1年生のメンバーが大活躍。

 

 

 熟年の朝鮮農楽グループ。元ロック野郎のリーダーが喉を披露。

 

 

 こちらは沖縄芸能。

 

 

 メ~!!

 

 

 パンダも参加。

 

 みんなちがってみんないい。金子みすゞの有名な詩から名前をもらったこのイベントは、人の多様性を楽しもう、というイベントだ。出演者の何人かは「みんなちがってみんないい!」と叫んだ。この「平成」の時代、大人の世界は同調圧力といって集団の間で皆が同じであることを求めるようになってきた。それを子供が真似て、起きる現象がいじめだ。それじゃいけない。私たちは少しづつ自分たちの見方、生き方を変えていかなければならない。楽しみながらそんなことを考えさせられる一日であった。