おかあさんだから~歌の歌詞が話題ですが、アレ目にして直ぐ私的には二度は見ないな~。感動する人が居ても良いけど。…「あなたのために我慢した」と言い聞かされて育った自分としてはね~遠ざけておきたいものですよ(苦笑)。でも日常ではこういう言動する人にもよく会うからね~田舎だし。
そういう人も排除せずに付き合わねばならないしね…役員とかやっててもそうだし、介護とかでもね…
また、作詞者さんの育ち?…いじめられっ子だった過去を母親に否定され「あなたは忘れてたのよ」と言われ、でもその後に嘘を認めて「あなたのために…」と言う記事~もキツいと思ったけど、ウチの母も何度かそんな時期あったしさ…全く記憶が置き換わっちゃうから当方が間違いということになる。
でも母に悪意はないんだよね…
同じ出来事でも受け取り方が違うことで記憶が違ってしまいコミュニケーションギャップが壮絶だというのはけっこう普通にある…種明かしをすれば、私が思い違いや勘違いを起こしやすい特性で、それは母も同様で、私の勘違いと母の思い込みが真逆方向にズレていれば巨大な断絶と相容れない世界が出現…
で、同じ現実を共有していたとしても内面ストーリーが天国と地獄程の落差がある。…厄介なのは母が絶対に自分の価値観と視点と思いを疑いもしないし違う意見があると想像しないし受け入れることもないし、まぁ説得不能なこと。結局こっちが一方的に調整することになる…この苦労は言葉にしにくいけど。
まぁ魂削るような思いがあるよ…ある程度諦めたし慣れた感があるけど。母はそういう育ちをしたんだな…ということで。若い頃は母に自分を解って貰いたい気持ちが濃かったから、反発したし攻撃したし悲しかった…けど自分も親になったし大きく巻き込まれなくなったから、良い距離になったかな。
良い距離感の要因としては、妹と協力し合えていること、若い頃に自由で面白い大人に沢山出会えて自分の幅が拡がったのと、親の事や子供の事で愚痴を言い合える仲間が居ること、親も孤独な時は面倒だったけど親の人間関係や友人が増えたのと…自分の子が男で私に易々とは取り込まれないのも大きいかな~
自分の回りと親の回りにサポートのクッションを何重にも張り巡らしてる訳…その位の距離感でちょうど良い(笑)…密着はヤバイ。手配時間はかかったけど。福祉職で良かった~と思うのは本当にそこ。親がシンドイ~と思う時は自分の援助と親への援助をもっと周囲に要求した方が良い、というのが私の持論。
ただ幼児期にはある程度の密着が愛着形成には必要だからね…その密着度がいつまでも続くと問題出てくるけど。あるときは絶対必須な薬というか栄養素というか…それが時期や場面によって毒になっていく…
まぁあの歌詞がしんどいな~と思ったり、またはあの歌詞のように「こんなに頑張ってるのよ~」と言いたい時は、ちょっと自分の周辺の支援や手助けが足りてないかもしれないから、あんまり頑張らずに具体的に助けを呼んだり話を聞いてもらえると良いよね…と思います。歌は歌だからさ…
気持ち悪いと感じる感性は感性として大事にしつつ、作者の人間性まで攻撃しなくとも、自分の周囲に実際的な対策とった方が良い気がします…自分を含めて親がツラい人多いな~というのと、経済的な問題含めて疲弊してるかな~という。ま、日和見で言っていてすみません。考えるには良い機会と思います。