3月の牡羊座の新月から明日の天秤座の満月(4月15日)まで | 水沢くらげのブログ

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3月は新月のホロスコープを書こうと思いながら飛ばしてしまって、今になってしまいました。すみません!

明日は満月なので、そこも踏まえて、遅れながら新月の星読みをしたいと思います。

3月31日の未明が新月でしたが、牡羊座の新月でした。新月は次の新月までの動きを占います。
その前の3月17日の乙女座の満月を踏まえての新月になりますが、この乙女座の満月はアセンダントが山羊座で、保守的でありながら物事を根本から変える冥王星が山羊座に1室にあり、何を引き継いで残し何を手放すのかを迫られるようなところがありました。
居場所の確保と身辺整理が一つのテーマになっていたように思います。

次に、3月31日の牡羊座の新月がありましたが、こちららはまたシビアでした。
新月が、物事をひっくり返す冥王星と拡大拡張を示す木星との間で葛藤状態になっており、改革と革命の天王星ともすぐ傍で意味を強めあい…新旧勢力の板挟みのような身動きとりにくい時期でした。
東の地平は公平性を司る水瓶座で、そこに愛と美の金星がぴったり寄り添っていましたが、この金星が新月と不調和な角度を取り、理想はあれどそれを実現するのが難しい流れでした。
3月後半~4月初頭のこの時期、厳しい局面に立たされてアップアップした人も多かったのではないでしょうか?(私もです)。立ち位置をシッカリさせていなかった人は足元をすくわれる思いだったかも知れませんね。
でも、すぐ現実に生かせなくても長期的には支えになるビジョンや理念も閃いたのではないでしょうか?遠い希望を抱いて足元を見直せたでしょうか?

さて、明日4月15日は、その次の満月、天秤座の満月となります。
新月からの流れが一度ピークを迎えます。
通常は、満月は物事の成就や完成を意味するのですが、今回もちょっと厳しいですね。

東の地平のアセンダントは天秤座ですが、その天秤座にある活力と闘争を象徴する火星が、このところの時代変革を引っ張っている天王星と冥王星の緊張関係に拍車をかけてキナ臭い気配ですし、それを木星が拡大拡張しています。
小さな争いが大きな社会的泥沼に発展しないよう、用心したいところです。

天王星は情報やコミュニケーションの水星と密に重なって強調し合っていて、言葉や情報のスキルや機転が求められます。
自分中心にだけ考えているとトラブルのもとになりそう。
相手の利益を考えながら自己主張する技量が問われるでしょう。
権威に寄りかかったり人真似でなく、自分の考えを表現することも重要です。

失ったりするものがあるかもしれませんが、恵まれてきたことを鑑みて、一見損失に感じることも広い視野で見ればもう不要であったと分かることでしょう。
際限なく広がる野望をどう枝払いしていくのか、中心を見極める注意力と自制心が必要といえそうです。

草の根からの動きは活発化しそうで、虐げられた者の権利は見直されると思いますから、一発逆転はチャンスがあるでしょう。
意識のあり方次第では、敵を味方に変えることも可能に思えます。

全体的にハードな満月ですが、アセンダント天秤座の支配で星である金星が、夢とビジョンの海王星と共に魚座で力を増しており、社会の動きを示すMCとその傍の保護と発展の木星と調和していて、根源である冥王星とも協力関係にあり、ここが大きな救いになるといえそうです。
夢では腹は膨れないといわれますが、どう生きたいのか、人生に何を望むのか、その理想は決して手放してはいけないと思います。
その理想はまた、身近なところに気付かずにあるのかもしれません。

今回の満月のホロスコープで、私は、パンドラの箱とそこに残った希望の物語りを思い出しました。
この満月で壊れるものがあっても、手元に残るものがあるのなら、それは必ず希望であり宝物となり、私達の今後を照らすことでしょう。

あまりセコセコ守りに入らず、大きな気持ちでいたいですね。