ライカを使うおじさんになぜかイラッとしてしまう人がいる理由を分析しています。
ライカライカとやかましい割に写真は大したことがない、あと単純に嫉妬なのではないかという。あくまでも推測です。
オレはイラッとしませんよ。なかなか買えない高い機材の性能を見せてくれているんだからありがたいことだし、おじさんがお金を使うのは使命ですので。
おじさんはそれだけでネガティヴな存在ですので、金使わないおじさんとかもう悲劇的なことです。マジで。もちろんできる範囲で。
おじさん達がライカライカとキャッキャするのには、ちゃんと理由があります。たぶん。
それは体力の衰え。
衰えてくるんですよ。
身体がキツくて機材を持てなくなる。
あるいは持てるけど次の日に身体中が痛いとか(笑)。オレもおじさんになってわかってきました。重い機材は身体に来る。
それと同時に、稼げるようになってくるんですよね。人によって差はありつつある程度は。
そうするとライカが射程圏内に入って来る。
もちろんカメラに100万円以上ブッ込むという覚悟が完了しての話です。ただお金持ちがホゲーと買っているわけではない。それは偏見。
というわけで、体力の低下と収入の向上という、合理的な理由からライカに走る人が実はけっこういるのではないかという。
体力が落ちたなんてカッコ悪いから言わないし、収入も下品だから言わないから、そこが見えないんですよね。
見えないとただ自慢げに使っているようにも見えてしまう。いいモノなら自慢したっていいし、そこは許容してもいいんじゃないかとは思いますが。
ライカおじさんにイラッとしたら、「体力落ちてるんだなー」「お仕事がんばってるんだなー」とナマ温かく見守りつつ、でっかいカメラボディとレンズを何本か持って撮影に出るのが正しいアレです。
若い人にはライカおじさんにはない体力がある。
おじさんがthinktankphotoの高級コロコロカメラバッグに逝くもの同じ。
お金があるから買っているのではなく、おじさんになるとリュックだと肩が持ってかれるから、買わざるを得ないのです…。
そういうことで。