新東京サーキット時代の話の続き4 | クラゴン親方のRacing Blog

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意味なくレーシングな日々をアレしていきます

レースの手伝いに行ってたって書いたじゃないですか。

 

レーシングカートは基本的には自分で整備をするので、カートをはじめたばっかりの小僧の出番はありません。

 

ただ、発進するとき時に「押しがけ」という作法(笑)がありまして。

 

クルマみたいにクラッチが着いてなくて、タイヤとエンジンが直結だったんですよ。最近のカートはクラッチが着いてるけど。

 

だから発進するときは、リアタイヤを浮かせて前進→地面にドンと落としてエンジンをかける、という流れです。押してエンジンかけるからまさに押しがけ。

 

ドライバーひとりでやるのは大変だし、エンジンがかからないと困るから、人にお手伝いしてもらいます。

 

 

一番左の白と紫がオレで、隣が挙匠。どっちも若いのウケる。なぜ紫だったかと言えば、処分品で安かったからだと思うんだけどよく覚えてない。

 

コレはレース開始の直前で、オレがドライバーで挙匠が押しがけ要員です。他のドライバーにも、乗る人とは別に普段着の人がいるでしょ。

 

この押しがけがなかなかハードでして、何もできない若いヤツにはこの仕事がいくらでもあるんですよ(笑)。

 

でね、そうやって現場に行くことで、レースを勉強してました。

 

厳密に言えば人の失敗を見てました。

 

続く。

 

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