オレが最初に問題だと思ったのは「若い人が感染拡大させている」でした。
新コロの戦略的に大変狡猾なところは、そういう格差が生じるところに軋轢を生むところです。
確か地方自治論で世代間格差ってやったんですよ。ある世代の意思決定が、子孫にとっては迷惑になっちゃうというヤツです。
世代であったり資産であったり知識であったり、日本には様々な格差があって、それぞれが所属する集団というのがあります。もちろんひとつではなくて、いくつも属しているものです。
例えば営業自粛。
手持ちのお金がないと自粛できません。でも自粛できる手持ちのお金がある人からしたら、とんでもなく反社会的な上にずるい。どちらかといえば反社会的よりもずるい方で許せないと思うんだけど。
つまりお金があるかどうかで、判断、そして行動が決められちゃうんですよね。
これは良し悪しではなくて、立場の差です。立場が違えば結論が違うのは当然のことです。
学校の先生にとっては学校を再開して、生徒に必要な教育をすることが何よりも大切でしょう。オレは生まれたから1回もそう思ったことないんだけど(笑)、それは立場、そして役割が違うからです。
最前線の医療の現場にいる人にとっては、いいからガタガタ抜かさねえで家にいやがれでしょう。
小さいお子さんがいる人は、子供のストレスを発散する重要性は高いでしょう。といって一家総出で買い物に行っちゃうのはやめてほしいけど、何らかの形で必要だということは理解しています。方法を考えませう。
そして知性の格差もあります。
どことは言いませんが、感染の可能性が高いところにわざわざ行くのは知性が低いんですよね。想像力がない。想像力がない個体だから集まる場所も同じ。結果として感染を拡大させる。これはもう仕方ないのです。レミングスだから。
そうやって、それぞれが様々な都合に基づいて行動していると考えることが肝要です。
良し悪しはないし正解も間違いもない。それぞれの立場で大切なことをやっているだけです。自分には理解できないことでも、人にとってはそれが大切なことかもしれない。
そう考えないと、様々な格差に基づく軋轢が、ウイルスよりも長く残ることになるでしょう。
というオレ自身は、最初に仕事を失った立場ですので、社会のことを気にするアレでもないんですよね。それこそ知らんがなですよ。すでに軋轢バリバリ(笑)。
まあオレの場合は自分の仕事がアレなのはわかっているし、それなりの対策というか体制でやっておりますのでね。せっかく人類に生まれたんだから、知性を使って生きていかないともったいじゃないですか。
この状況に対する不満や怒りよりも、この先どうなるかのわくわく感の方が大きいです。オラわくわくすっぞ!
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