政府が狙っているのは感染を抑え込むことではなくて、医療を崩壊させず経済的にもギリギリ維持なのではないか、というのが前回のあらすじです。
今の状況というのは、たぶん全員がいろんなことを努力していると思うんですよね。
その努力はたぶん新コロを撲滅させるためのものではないから、その期待をするのはオススメしません、ということです。戦況は相手あってのアレです。個人の努力はあまり関係ありません。残念なお知らせですが。
ただしその代わりに、電車にも乗れるし電気は通ってるしネットはつながるし、普通に仕事に行って外食だってやろうと思えばできるわけでして、この程度の変化では戦況を打開するものではないと思われます。オレだってクラゴン部屋ができなくて大変ですが、ヒッキー生活は非常に快適です。お仕事のみなさんありがとうございます。
今回は政治家の言葉について。
M字大学政治経済学部8年間で、政治学、政治学原論、国際政治学、経済学、地域開発論、マス・メディア論、コミュニケーション論、ジャーナリズム論、文化人類学、哲学、社会学、社会心理学、心理学、日本政治思想史、中小企業論などなどを履修したはずだけどよく覚えてないオレが書いていきますよ。
まず前回書いたようにすでに飛車角取りをブッ込まれているわけで、何をやっても批判が出ます。これはコーラを飲んだらゲップが出るくらい確実です。そもそも負け戦です。
緊急事態宣言が遅いと怒る人は、たぶん早ければ不便だと怒る人です。ちょうどいいタイミングなんて無理だべ。
その上で書いていきますと、イロイロとツッコミどころというか、注目すべきことがあります。
まずロックダウン、オーバーシュートみたいな、意味のわかりにくい用語を使ったのはダメです。
まずわかりにくいのがダメ。そして理解するためリソース(≒脳の容量)を奪われるのがダメ。最も重要なところまでたどり着かないんですよ。
たどりつかないとどうなるかというと、行動に結びつかない。世の中には人の話を聞くのが苦手だったり、理解する知性がない人というのは少なくないので、もっと端的にわかりやすくするのは必須です。
某部屋はそういう人が間違って来ないようにしているから今のカンジですが、もし100人集めたいとなればもっとそういう素人さん向けの展開にします。
そしてマスク2枚もダメ。
それ以外にいろいろな対策をやっていても、今の報道は切り取りでやるに決まってるんだから、そんなもんネタになるだけ。しかもタイミングとしては遅い。政府にとってのタイミングではなくて、国民にとってのタイミングだから。
オレはもうちょっと悪人なので、オレだったらマスクは出しません。報道は少しでもマヌケな政府に見せたいわけでしょ。これからは政府の言うことを厳密に聞いてもらわないといけないんだから、取られる足なら上げない方がマシです。善良ではあるけど政策としてはイマイチです。
ただし「200億円かけてたったマスク2枚!」と怒り狂うのは、算数の問題ができていないからダメです。マスク2枚は200円。
200円配ってもしゃーないわけですから、すぐに動かせる予算で何か国民の役に立つことを! でそうなっちゃったような気はしますがのう。専門家ではないから知らんけど。あとこういう具体的なことはだいたい官僚案です。政治家は国民の信託を得て選択するのが仕事だから。
こういう良くない例は他にもあるわけですが、わかりやすい例ということで。
ぜんぜん終わってないけど長くなったから途中で切ります。
KURAGON RACING