2019ニュル24h 1 | クラゴン親方のRacing Blog

クラゴン親方のRacing Blog

意味なくレーシングな日々をアレしていきます

それではボチボチと書いていきますかね。

 

もう時間がないので、レースの振り返りは基本的にここだけで書こう。アレカラにもちょっとは書くけど。

 

 

24時間らしい写真ナイス。コレはドイツのカメラマンさんが撮ってくれた写真です。

 

前回のニュル24hはコレですよ。

 

 

うわーナツい。2010年です。

 

まだポルシェもアウディもメルセデスも知らない、清いカラダだったころです。清くはないな。

 

2005年から6年連続で出て、エースの証明のスタートドライバーも3回やって、もういいかなーと思ってたところにVLNに出たんだな。

 

VLNは4~6時間のスプリントレース(比較的)で、日本ではローカルなレースだと思われてるけど、主要メンバー24時間のときと同じ。時間が短いぶん全開バリバリの本気レースなんですよ。

 

24時間はそれはそれで楽しいんだけど、4人もいりゃ遅いヤツもいるわけで、そういうヤツに限って「レースは気にしないで完走目指そうよ!」とか言うんですよ。テメーは死ぬ気でアクセル踏んでこいや。

 

で、そういうドライバーと組んで、こっちも経費を負担するのがアレだと思ってさ。

 

スプリントならオレが乗ってるときだけ速ければ目立ちます。ポルシェ、アウディ、メルセデスと冗談のようにアレしていったのは、まさにVNでオレだけ速いところを見せる機会があったからともいえます。

 

結論としてペアドライバーがクラッシュして終了した今年のレースのアレからしても、この考え方は正解なんですよ。

 

それがなんでひさしぶりにヤル気になったかというと

 

経費安かったから。

 

ええこっちゃー遊びではないので。決め手はコスパです。

 

安くなかったらやらなかったともいえるし、実力を評価して安いコストを提示してくれたチームとのアレでもあります。コスパは大切だけど人間関係も大切です。期待に応える立場だから。やっぱり去年優勝したのはデカイな。レースは結果。勝てば官軍です。

 

条件がいいし、たまには24時間もいっかーというアレです。

 

そんなんであのニュルブルクリンクでポルシェでレースやっちゃうんだからタチ悪いネ!

 

2027年のニュルブルクリンク100周年のレースには出たいなーと思ってましてね。そこを見据えてのアレでもあります。

 

 

レースっていろんなことを考えるんですよ。特にオレみたいに自分で予算の確保までやってる人は。ただがんばります、勝ちます、レースしたいです、というのは決して悪いことではないんだけど、それではレースは続きません。

 

だから面白いんですよね。モチベーションが下がるほどレースを効率良くやるから、実際のところはより上手く行きます。

 

モチベーションが善だと思っている指導者、選手はよく考えるといいですよ。意思は物理現象には影響しないから。モチベーションなんぞあろうがなかろうが、パフォーマンスが高ければいいのです。

 

がんばるとかいう言葉はモーターレーシングの世界にはないんですよ。

 

「ハイパフォーマンスを発揮する」と心の中で思ったならッ! そのときすでに行動は終わっているんだッ!

 

KURAGON RACING

http://kuragon.net