イプシロンロケットは打ち上がりませんでしたのう。
アレは「延期」なのか、それとも「失敗」だったのか、意見の分かれるところだと思います。
上手く機能しなかった、予定通りに行かなかったという意味では失敗といえるかもしれません。
が、実践者のオレとしてはノーダメージで再チャレンジ可能という意味で、失敗ではないと考えております。失敗はもうダメになったとか、ダメージを追って目的を達成することが不可能になったとか、個人的にはそういうことではないかなと。つまり、ボールはまだ生きている!
そこはどこが目的かによるんでないですかね。
ロケット打ち上げを見せるイベントなら、打ち上がらなかったら即失敗。金返せという話です。
が、そういうイベントではないので、確実かつ打ち上げウインドウの期間内に上げて、目標を達成すれば、最初上手くいかないのは帳消しともいえます。
誰も飛ばしたことないロケットを飛ばすわけですから、予定通りじゃないのを失敗だと言えるほど、単純なことではないでしょう。メディアにとってはロケット打ち上げイベントがコケたようなもんかもしれませんが。
どうせみんなが失敗だと言いますんで(笑)、好きな連中くらいは「まだ大丈夫」と言っててちょうどいいというもんでしょう。たぶん。
ただ、今後を考えると世間のイメージというのもあります。誰よりも現場のみなさんがお分かりだと思うので、期待しましょう。
森田プロジェクトマネージャーの「自信は変わらない」がとってもよかったです(笑)。素晴らしい。