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【お盆特別企画:楽器は地球を救う!】

 

今回はエイリアンにではなく、読者であり地球人のリンコさん(仮名)にインタビューします!
(⋯それはもう一つの方のブログ・ネタだ💧👽)

 


リンコさんはなんと81歳で初めて『電子キーボード』を弾き始め、今で約5ヶ月目。

 


テレパシーではなく、本人に直接アンケート用紙を渡して、書いてもらいました♪

 

 

【リンコさんにインタビュー🎤】

 

(1) 弾き始めたきっかけは?

娘が友達からキーボードを譲り受け、それを「弾いてみる?」と勧められたから。
 
 

(2) 過去にピアノを弾いてみたいと思ったことはありますか?

戦後、疎開していた叔母の家の前の小学校から、よくピアノの音が聞こえていた。曲名はわからないけど、それが耳に残っていた。

そのあと地元に戻り、小学生になった時、同級生の女の子の家にピアノがあった
彼女が「ピアノのお稽古しているの」と自慢するのを聞いて、「お金持ちだなぁ」と羨ましく感じていた。

自分にとっては、ピアノはとても「遠い存在」だった。
 
 

(3) 実際に毎日練習していてどんな感じですか?

最初の頃は毎日30分ぐらい、今は1時間ぐらい練習している。
実際に弾いて練習を重ねたら、少しずつ音がわかるようになった。
 
歩いている時や、通勤途中の電車やバスの中でも指を動かしている。
左の指も、少しずつ頑張ってくれている!
 
 

(4) 弾いてみたい憧れの曲はありますか?

ピアノといえば、ショパン。初心者用の易しい曲があれば、弾けるようになりたい。
 
 

(5) ピアノ以外にもやってみたいこと(趣味)はありますか?

私の母親は器用な人だった。
私自身も、今までに手芸作品をいくつか作っているので、何か新しいものを作りたいと思っている。
 
 
 

(6) クラシックギターを再開したpiyoに一言!

本当に、涙が出るほど嬉しいです(そこに至るまでの苦しみを知っているから🥲)
 
 

(7) キーボードを譲ってくれたNちゃんに一言!

80の手習いで、音楽に興味を持つことができて感謝しています。
 

以上

 

 

【譲り受けたキーボードの運命】

 

どこかで聞いた話やなぁ⋯と思ったら、そうです、リンコさんは私の母である。

 


今年の3月に突然、友達から「キーボード🎹 要る?」とメールがきて、「もちろん!」と大喜びして譲ってもらった。


(詳細は過去ブログにあり)
【音楽のある生活】好きなものに囲まれて暮らす

 


その時はブログには書かなかったが、この出来事にとても不思議な縁を感じていた。

 

 

 

 

去年、療養期間にギター再開を試みたけど、まだまだ指が痛くて断念した時のこと。


もしかして電子キーボードなら、かろうじて弾けるんじゃないかと考えたことがある。

 


その当時、安物の『ロールピアノ(シリコン製・ペラペラで丸めて収納できるもの)』が家にあったが、所詮おもちゃ。余計に指を痛めそうだし、楽器とは言い難いものだった。


それからAmazonでまともなキーボードを検索し、見つけたものを「お気に入り」に登録したまま、結局買うことはなかった。


今年1月にギターを再開することができたため、すっかり忘れていたそんな「願い」。


その願いが今頃届いたのか⋯って笑ったよ🤣

 

 

🎹 🎹 🎹 🎹 🎹 

 


付属品のキーボード・スタンドを組み立てて、楽器を上に置いた時、リンコさんが通りかかった。

私は思わずクイズみたいに、「ねえ、『ド』の音の場所わかる?」と聞いてみた。

するとリンコさんは迷わずスッと、キーボードの「真ん中のド」の音を指で押さえた。

 


「ええっ、ピアノを弾いたことがないのに、なんで分かったの? もしかして私が習っていた頃に見ていて、覚えていた?」と驚く私。

 


その時、リンコさんは今日のインタビューでも語ってくれた「昔話」をしてくれた。

 


小学校の同級生で、ピアノを習っているお金持ちのお嬢様。私は脳内で、きれいなヒラヒラのワンピースを着た女の子を想像してしまった。

 


対照的にリンコさんの家族は、疎開をしている間に家を失い、どさくさの中で土地を奪われ、暮らしは大変だったという。

 


うらやましくて、悔しくて⋯。
とても、とても、ピアノなんて⋯!

 


そんなリンコさんの気持ちが伝わってきた。


(私がピアノを習っていた頃、一緒に弾いてみようと思わなかったのかな。あっ、仕事と家事で忙しくて、きっとそれどころじゃなかったよね⋯。)


ピアノ、弾いてみる?」と、聞いてみた。


それがリンコさんの新世界の始まりとなった。

 

 

 

 

【やりたいことがないなんて嘘!】

 
私がクラシックギターを辞めていた暗黒時代(←もうお馴染みのフレーズだぜ!😈)、「やりたいことは全部やり尽くしたから、もういいねん⋯」と周りに告げ、好きだったことを全て手放して、人生を諦めていた。


しかしそれは大嘘で、未練を断ち切るために、そう思い込もうとしていただけだ。本心じゃない!


だから去年、リンコさんにも「やりたいことがあったら、年齢に関係なくやったほうがいいよ!」と、ことあるごとに言っていた。
 

それに対しては「若い時にいろんなことをやり尽くしたから、もういいよ」という答えが返ってくるばかり。


だけど、それはきっと過去の私と同じ。
そう思い込もうとしているだけでしょ?」って思っていた。
 
 

【思い立ったが吉日】

 
今、生き生きと楽器の練習を楽しんでいるリンコさんは、バーナムの「ミニブック」を終了し、続いて「ピアノテクニック(1)」を練習中。


そして私のYouTubeの演奏を聞いて、カーノの練習曲・イ短調をピアノで弾いてみたいと言ってくれている。私が最初に投稿した曲だ。
 

今日、その楽譜を印刷して、音符の上に「ラシド、ドシラ⋯」と書き込んで渡したばかり。


いつかYouTubeデビューしますか?😁

 

 

 

クラシックギターを『再び』始めたからには!
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(別ブログですが本音をぶちまけているため『普通の方』にはお勧めできません💦)