2023年3月18日(土)
私の部屋に、ギター以外の楽器がやってきた。
もう随分前、友達がピアノを再開するときに一緒に選んだキーボード。時を経て、使わなくなったということで私に声をかけてくれたのだ。
へ~、あのキーボードが私のところに来るなんて…めっちゃ面白い展開になってきたぞ。残りの人生でもう一度好きなことをいっぱいやりたい、特に「再び音楽を目一杯楽しむ」と決めたグッドタイミングで!
新しい職場に働き出してクタクタで、今はまだギターだってそれほど練習時間が取れていない状態。「その上、キーボードを弾く時間が作れるの?」と言われそうだが、時間は後から作ればいい。
目の前にあれば、ポロンと弾いてみたくなるものでしょ(ギターもそんな理由でケースにしまわず、すぐに弾けるようにスタンドに立てている)。
そもそもギターだって「指が治ってからじゃなく、弾いたら治っていく」という気持ちで再開した。そんな風に今後はなんでも「〇〇してから~しよう」という考え方の逆の考え方でいこうと思っている。
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【置き場所】
突然のことで置き場所なんて考えないまま、受け取った私。自分の部屋を見渡すと、全然使っていないものが場所をとっている。
それは「テレビ」。元々テレビはそれほど好きじゃなかったが、コロナ騒動ネガティブ・キャンペーン(今は多分コオロギ推しのSDGs絶賛キャンペーン中?)をきっかけに、全く見なくなってアンテナ線を壁から抜いたままになっている。
その「洗脳装置」を置いているスチール棚ごと部屋から出したら、偶然にもそこにピッタリとキーボードと脚台がはまった。いや、これは偶然じゃないな…と思った。
その棚に収納していた「画材」は、ひとまずキーボードの下に置くことにした。私は若い時に趣味で絵を描いていたので、この画材たちもまた活躍する日がくると期待している。もうちょっと、待っていてね。
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【好きなものに囲まれた部屋】
翌朝、ベッドから起き上がると、目の前にはキーボードとギターがある。学生時代(10代の頃)から種類はちょっとずつ変わったとはいえ、部屋に鍵盤楽器とギターがある生活だった。それを今、取り戻した気分。
部屋は私の大好きなもので満ちている。楽器の他にはカラフルな色鉛筆やペン、鳥の写真、水彩画、壁には昔作成した「水彩絵の具の色見本」。この色見本はコツコツと何ヶ月もかけて隙間時間に塗って作ったもので、今はとてもそんな細かい作業はできないと思う。
多くの人が「ミニマリスト」に憧れているのは知っているけど、私は殺風景な部屋よりも「好きなもの」に囲まれたカラフルな部屋が好き。ただ、置き場所の関係で大量の本とレコード・CDはほとんど売ってしまい、今ではデジタル化したものをパソコンで読んだり聞いたりしている。
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【妄想】
すっかり部屋に馴染んだ、Nちゃんから譲り受けたキーボード。
もしかしてこんなふうに、私の手放したあのギターも、巡り巡って私の元にやって来ないかなぁ。あのギターそのものじゃなくても、何か不思議な縁で巡り巡ってここに辿り着くかもしれない。
たぶんこんなことを書いたことを、忘れた頃に…
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