〜前回の続き〜

 

遠い昔に発信していたブログへの読者さんからのコメントと、それに対する私からの返信が「タイムカプセル」。それを今開封したことで、「自分が何者だったか」を思い出すことになる。

 

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楽器の練習方法については楽しみながら試行錯誤、実験を繰り返していた。

以下は2010年当時の「練習についての質問コメント」への返信の一例。

 

piyoより
(2010年の返信より)

1人のギタリストに固執してとことん模倣する「完全コピー」というやり方もありますが、私の場合は出来るだけ複数の演奏者を対象にして「こういうのもありか!」「じゃあ、私のこういうのもありかな?」とそういう感覚を味わうことを目的にしています(^-^)

まずは「これもありなんだ」と思うことが、発想の転換にも繋がるので、煮詰まった時にはおすすめです。

楽器演奏(練習過程)は、人生の縮図でもあると思う私。

 

自分の人生をギターに反映させ、逆にギターから学んだことを人生に生かす。今年はそのことをものすごく、実感することになりました。
 

 

⋯今の私にはこんなこと言えない。

もし今の自分が過去の自分に「あんなに好きだったギターを辞めて激しく後悔している。」なんて相談したら、どんな答えが返ってくるんだ?

 

 

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その他、ブログにはクラシックギターを独学で頑張っている人からの悩みコメントも複数あった。

 

私は2つのギター教室、独奏ギタークラブ、どこにも所属しない独学の時代、といくつかの立場を経験していた。それぞれの良さもあり、それぞれの悩みもある。

今現在は、ブランクを経て再開した人の気持ちもわかるよ💧 クラシックギターの前はエレキギターを独学で楽譜なし・耳コピでやっていたから、転向した人の気持ちもわかる🎸)

楽器歴参照

 

コメントを送ってくれた読者さんと同様に自分も独学に戻っていた時代、一体どんなことを思っていたのだろう。

 

piyoより
(2010年の「実るかどうかは本気度の違い」という記事についたコメントへの返信。)

プロの演奏を参考に、というのもただ「聴く」だけじゃなくて一緒に弾いたり、追いかけて弾いてみると、よりその人の「癖」が体験できて面白いです。

独りで、限られた時間で自分の弱点を克服しようとする時、それなりの工夫が必要になりますよね。

ギター教室にいたときは、教室側の提案やプログラムに添って練習していましたが、それを自分で考えなきゃいけないし⋯。


独学においては、なによりも自分の演奏を「客観的」に聴くことが必要だと実感しました。

 

私はこうやってブログでどんな内容で練習しているかを綴っていますが、多くの人はわざわざ公開しないだけで、私よりももっと考えて、努力をして練習を重ねていることを知っています。

 

そういう人と接した時、いい練習方法は自分のメニューにも取り入れることにしています(^-^)

 

レパートリーを維持するやり方も、知り合いの大先輩から学びました。

 

今の形の練習メニューになったのは近年の話で、それまでの練習法を反省してのこと。でもまた来年もこの形かというと、一部は残して新しい課題も取り入れて変化する予定です。

 

当時、私はこのように返信していた。

そしてこの思いが、ある「」を生んだことに気づいた。

 

(続く)

 

 

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