私はずっと音楽に助けられてきました。クラシックギターに出会うまで、そしてその後のことを振り返ってみます♪

 

 

【クラシックギターと出会うまでの楽器歴】

(1)ピアノ

幼少の頃、先生がオルガンを弾いているのを見て聞いて、誰もいない時にこっそりと真似して弾いていた。それを聞いた先生が驚いて、「耳がいいので、ぜひピアノを習わせてあげてほしい。」と親に話してくれたことがきっかけらしい。しかし習い始めたピアノの先生があまりにも怖かったので、ビクビクしてレッスンは全く楽しめなかった。

 

指定された曲の練習より、自分で選んだ好きな曲を弾くことが楽しかった。だからいつも練習不足で怒られてしまう(あ、自分のせいだった💧)。結局は引っ越しを機に「やめたい」と申し出てピアノも売ってしまい、それっきり…。プラスになったのは、楽譜の読み書きができるようになったこと。

 

 

(2)エレキギター

10代半ばから洋楽に夢中になって、エレキギターを独学で弾き始めた(マニアックな趣味のため、ほとんど楽譜がなくて耳コピしていた)。まだCDもない時代である。バンドを組んでいた頃は、スタジオでお互いに楽器交換をして遊んでいたことが懐かしい。私はドラムを叩かせてもらうのが、好きだった🥁

 

好きなジャンルは1960年代後期~1980年代前期の主にイギリスとアメリカのRcok / Hard Rock。例えば…

 

The Yardbirds, The Animals, Cream, Pink Floyd, Ten Years After, Janis Joplin, Jimi Hendrix, Creedence Clearwater Revival, Deep Purple, Led Zeppelin, Black Sabbath, Grand Funk Railroad, Free, Bad Companyなど

 

 

(3)クラシックギター(その1)

20代後半にクラシックギターを習い始めた。興味を持った理由は生音が美しくパワフルなこと、そして1人で演奏(音楽)が成り立つという点。ギターの合奏や、いわゆるフォークギターやアコギには全く興味がなかった。

 

始めてみると、エレキギターとクラシックギターは、全く別物だと認識した。しばらくはエレキギターと両立していたが、クラシックギターの奥深さにはまり込み、両立は不可能と判断。完全にクラシックギターに転向した

 

このことについては周りの「Rock好きな人たち」から、意外にも反発を買った。「クラシックギターは既存の曲を楽譜通りに弾くだけやろ?やめとけ。」だとか、いろいろ言われた。

 

逆に教室の先生や生徒さんたちをはじめ、クラシックギターを弾いている人からは温かく歓迎された。バックグラウンドに関係なく、偏見もなく受け入れてもらえてホッとした。そして上記「Rockerたちの助言」と全く反対の信念を持つこの先生に、最初にクラシックギターの奏法を教えていただけたことはこの上なく幸運だった。

 

 

(3)クラシックギター(その2)

しかしあることから2002年に最初のギター教室をやめることになり、2番目の教室に通い始めた。同じ頃、独奏専門のギターの会にも加入していた(人前での演奏に慣れる目的で)。

 

最初に通っていたギター教室をやめることについては、深く深く悩んだ。しかしその流れは両者にとって「必然」だったのだろう(今はそう思う)。

 

2番目の教室やギターの会(仮)では、とても楽しくて情熱のある方々と出会えた。その巡り合わせと、思いがけない貴重な体験ができたことに今でも感謝している。

 

そんなふうにずっと音楽は私の心の支えで、10代からほぼ「ギター」のことしか頭になかった。自分には「音楽の神様」みたいなものがついていて、守ってくれているんだと純粋に思っていた(注;私は完全に無宗教ですよ~!)。