青少年のための科学の祭典第23回 | クラゲとふわふわ2

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 10月28~29日に広島市こども文化科学館の「科学の祭典」にRC-02水槽とミズクラゲ、ベニクラゲが展示されました。

 担当の、”サイエンス・インストラクター 山縣 圭子(がっちゃまん)様より当日の展示の様子をPDFで送って頂きました、ご本人の了承を得ましたので、ここに、メール文面の一部抜粋と共にご紹介致します。


青少年のための科学の祭典第23回広島大会 (PDFです別窓で開きます)


科学の祭典は、ミズクラゲのみならずベニクラゲを学べることができましたので、奥行きのあるアカデミックで楽しい実験ブースとなりました。
子ども達は命について考える良い機会となったようです。
クラゲについてパワーポイントで学んだ後に質問します。
「さあ、みなさんは一度きりの命と不老不死の命と、どちらがいいですか?」
保護者の方が「一度きりの命でいいです」とおっしゃるのならわかりますが、意外なんです。
「一度きりの命を選びます」と子ども達が返答するのが約半数です。
子ども達が無邪気に永久の命を選べない世の中ならば、私達大人は反省しなければなりません。

6年生の男の子がベニクラゲの廃水容器からプラヌラを集めてシャーレに入れる作業をしました。
子どもは目が良いので、裸眼で見えるといいます。
私はプランクトン濃縮器で濾したネットのプラヌラならわかりますが無理です。
最年少は3歳で、ミズクラゲのエフィラをシャーレに入れることをどうしてもやりたいそうで、正しいピペットの扱い方を学び、がんばりました。
「レンズを指でさわらない!」をみんなで熱唱すると、他ブースから笑い声があがります。
子ども達はポリプやストロビラ、エフィラを観察するだけでなく、ブラインシュリンプを卵殻分離器に入れて濾す作業や海水で洗浄することもしました。

お父さんたちは「クラゲを自宅で飼えるのか知らなかった!」「癒される~」などの声をいただきました。
お母さんたちは、眼を輝かせてベニクラゲを見つめ「じゃあ、この子たちは覚えているのかしら記憶はあるの?」と。
ある生物の先生は、「ベニクラゲのことを知らなかった恥ずかしい!徹夜で調べて久保田先生のベニクラゲ音頭にたどり着きました」と言っていました。
広島に新しい旋風をありがとうございました。
「来て良かったね」
「クラゲのひみつを勉強できてよかったです」
二日間来られた親子もいました。






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