すべては「事実を知ること」から始まる
たとえば、
誰かに挨拶をしたのに、返事がなかった。
「返事がなかった」
これは事実です。
でも、
「きっと嫌われている」
と思ったとしたら、それも事実でしょうか。
聞こえなかったのかもしれない。
考え事をしていたのかもしれない。
私たちは意外に、
起きたことと、自分がそう考えたことを一緒にしてしまう
ことがあります。
企業の改善に関わる中で、私は何度もこれを確かめてきました。
事実をよく調べてから考えたときと、思い込みから考えたと
きでは、結果が違う。
それを何度も経験するうちに、
「これは一つの法則ではないだろうか」
と思うようになりました。
人生でも同じなのかもしれません。
たとえば、
「騙された」は事実です。
しかし、
「だから人は信用できない」
まで事実でしょうか。
「失敗した」は事実です。
しかし、
「だから自分にはできない」
まで事実でしょうか。
●今日、考えてみたいこと
あなたが「事実だ」と思っていることの中に、
自分がそう考えただけのものはありませんか。
明日は、その先を考えてみます。
――明日へ、つづく。
