本日のテーマ
【感謝は幸せを呼ぶ】
皆さんは、これまでの人生を振り返って、一番幸せだったと感じるのは、どんな時でしょうか。
以前のことですが、あるビジネスで成功され、億万長者と言われる方のお話を聞く機会がありました。
その方は、大きな成功を収められた今でも、身なりや普段の生活はとても質素です。
その方の言葉が、とても印象に残りました。
「私は、これまでの人生で様々な苦労をしてきました。最初は公団のアパートに住んでいて、生活も決して楽ではありませんでした。子どもに満足に服を買ってやることもできず、近所の方から古着をいただいたこともあります。その時は本当に助かりました。今思えば、あの頃が私の人生で一番幸せだったのかもしれません。なぜなら、古着にさえ心から感謝できた時代だったからです」
この言葉を聞いて、私は深く考えさせられました。
人は、豊かになると、小さなことへの感謝を忘れてしまうことがあります。
しかし、小さなことにも感謝できる人は、それだけ多くの幸せを感じることができる人なのだと思います。
拙著『幸せをつかめる人 つかめない人』の中で、私は、幸せを多くつかめる人とは、
「人生で大切なものは何かに気づき、それに感謝し、大切にできる人」
だと書かせていただきました。
自分の人生を振り返ってみても、感謝して生きている時こそ、心が満たされていたように思います。
何かをたくさん持っているから幸せなのではありません。
今あるものに気づき、それをありがたいと思える心が、幸せを感じさせてくれるのです。
感謝できる人は、幸せを見つけることができます。
感謝の心が、幸せを呼ぶのだと思います。
レオナルド・ダ・ヴィンチの言葉に、次のようなものがあります。
「充実した一日が幸せな眠りをもたらすように、充実した一生は幸福な死をもたらす」
感謝を忘れず、今日一日を大切に生きる。
その積み重ねが、幸せな人生につながっていくのではないでしょうか。