本日のテーマ
【しきたりや常識に左右されない】
わたしたちは、自分が知ったことや体験、経験をしたことから物事を見ることがあります。
一度体験したことは、その体験を基準にして、これはこういうものである、と決めつけてしまうことは、誰でも思い当たることがあるのではないでしょうか。
空飛ぶ鳥は木の上にとまることができます。その鳥を知っている人は、遠くの森の木の上に動く動物を見つけたとします。
遠いため、あまりよく見えず何の動物か確認をしていないのに…
「きっと鳥だ!」と決めつけてしまうのです。
良く見てみると「鳥ではなくリス」だったりすることもあります。
人を評価する場合でも、外見や言葉使い、あるいは人の噂だけで決めつけてしまうことすらあります。
また、世間では、今までのしきたりや常識を疑わず、鵜呑みにしてしまい、それを当然の事として受け止められている事がよくあります。
このように、自分の知識や体験、経験だけで決めることは視野を狭くすることだけでなく、大きな判断の過ちにつながることがありますので注意したいものです。
幕末の立役者といわれた坂本龍馬は、あの時代背景ではとても考えられないような奇抜な発想で、日本を変えようとした人物です。
坂本龍馬は日本を動かす数々の言動を残してきました。
龍馬が残した言葉で、わたしが好きな言葉が幾つかあります。
・その時代の風習や常識に惑わされない思考…
「世の人はわれをなにとも言わばいえ、わがなすことはわれのみぞしる」
・従来のしきたりや硬直した主義主張の弱点を見抜く…
「おおよそ藩主という者は、深閨に生まれて、真綿にくるまれたように大事に育てられるので、成長しても子どものようなところがある。坐して祖先からの地位や財産を受け継ぎ暖衣につつまれているので、人々が饑寒(きかん)に苦しむことを知らない」
その時代の風習や常識にとわれず、決めつけず、全てを受け入れ、そこから自分の考えと照らし合わせて思考することにより、あの壮大な日本改革案が浮かんできたのでしょう。
時として、しきたりや常識は、その時代を硬直させ、閉塞状態に陥らせる原因になる場合があります。今日の常識は、明日の非常識と心して、世の中を見つめてみましょう。
龍馬の言葉…
「僕が心から願っているのは、もう一度『日本の洗濯』をすること」