本日のテーマ

【足り過ぎても、足りなくても駄目】

 

 

「過ぎたるは、なお及ばざるが如し」と孔子は言いました。
どんなに良いことでも、やり過ぎれば、むしろ不足している状態と変わらない――そんな意味です。

 

私たちの生活にも、同じようなことがよくあります。

 

こんな実験があります。
同じ年齢の高齢の猿が二匹いました。

 

一方は、体が太り、顔は皺(しわ)だらけで、毛並みの艶もなく、いかにも老けて見えました。
もう一方は、体はスマートで、顔に皺も少なく、毛並みもしっかりしていて、若々しく見えました。

 

座っている猿

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この差は何だったのでしょうか。

 

答えは、「餌の量」でした。
老けて見えた猿には餌を好きなだけ与え、若々しく見えた猿には食事量を制限し、満腹の七分目ほどに抑えたのです。
その結果、食べ過ぎは老化を防ぐ機能に影響し、老けるスピードを早めることが分かった、というのです。

 

私たちの生き方も、これと似ています。
「足り過ぎても駄目」なことがある一方で、「足りなくても駄目」なこともある。

 

たとえば――
真面目すぎても苦しくなる。
賢すぎても人を遠ざけることがある。
不真面目すぎれば信頼を失う。
無知のままでは損をする。

 

大切なのは、「ちょうどいい加減」を自分で知り、調整していくことなのかもしれません。

 

人生は舞台演劇に似ている、と言われます。
だからこそ、自分を客観的に見てくれる“監督”や“プロデューサー”のような存在――つまり、周囲の助言や支えが必要になることもあります。

 

程よい加減は、経験の中で身につきます。
そして、ときに他人の言葉によって気づかされます。
その両方を頼りにしながら、自分で心がけていくものだと思います。