本日のテーマ
【言葉のツール~“非道”の意味~】
日常で使っている言葉には、意外と仏教用語が使われています。
今回は、「ひどい」を取り上げてみましょう。
ひどい事をする…
ひどい仕打ち…
ひどい痛み…
などと使われます。
【ひどい】とは、
仏教では、さとりを求めて行う修業を「道」といい、その道からはずれることを「非道」といいます。
修行上の好ましくない行い、これが転じて、残酷なことや、むごい様子を表す形容詞の「非道(ひど)い」となったそうです。
また、並はずれている状態を意味するときにも使われ、「ひどい暑さ」「ひどく痛む」などといいます。ほかに、非常に悪いという意味で「ひどい成績」「ひどい身なり」ともいいます。
“非道”が“ひどい”になったのですね。
参考文献:『仏教早わかり百科』主婦と生活社
