本日のテーマ

【いざというときの一言】

 

 

人から言われた一言で、何かに気づいたり、励みになったり、気持ちが落ち着いたりすることがあります。

 

いざというときの一言は、こんな場面で活躍するようです。
 慰める…
 励ます…
 気づかせる…

 

 

特にお悔やみなどで相手が落ち込んでいるときの言葉は難しいものです。

 

スーツを着ている人の手

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ついつい、差し支えないよう、一辺通りの言葉になってしまいます。
しかし、本当は相手にとって、心に伝わる慰めや励ます言葉を掛けたいものです。 

 

武士道のバイブルとされた書『葉隠(はがくれ)』では、いざというときの一言は、逆境に活路を開くと言っています。

このことを参考にしたいものです。


「大きな災難にあったとき、大切なのはひと言である。うまくいっているときも、やはりひと言が大切だ。日頃の挨拶程度の話でも同じこと。よく考えたうえで言わなければならない。きちんとしたひと言は、きりっと引きしまった感じがするもので、これについては自分も覚えがある。常に気を張って心がけるべきことだ。コツは説明しにくいのだが、すべては心のはたらきである。心の機微(きび)を理解する人でなければ、うまく飲み込めないだろう。(聞書第二・八二)」

 

【機微】表面だけでは知ることのできない、微妙なおもむきや事情。

 

 

相手の立場に立ち、何が大事かを判断し、発する一言なのでしょう。

それは、一変通り言葉ではなく、心から発する言葉。
その言葉を発せられるのは、微細な心配りが求められるのかもしれません。

 

心がけたいのは、
いざというときは、相手の心に響く言葉は、“心から発する言葉だ”ということを肝に銘じることです。

 

 

参考文献:『へたな人生論より葉隠』本田有明著 河出書房新社