本日のテーマ
【実践することの教え】
苦しいとき…
困っているとき…
こんな場面では、何かに頼ってしまうことがあります。
苦しいときの
神頼み…
願かけ…
祈願…
占い…
特に祈願のため、神仏をお祭りし、たくさんのお供え物や、お布施をすることで、ご利益(りやく)もたくさんいただけるように思ってしまう人もいるようです。
しかし、ココで大切なのは、問題を解決するための“行動”や“生き方”にあり、まずは実践することです。
釈迦は、“実践することの大切さ”を説いています。
書籍『有意義な生き方』アルボムッレ・スマナサーラ著 ㈱サンガ より
釈迦が涅槃(ねはん)に入るために沙羅双樹(さらそうじゅ)の下で横になったところで、神々や人間は、派手に釈迦に礼をしたりお供えをしたりしました。釈迦が亡くなるときなので、とても派手にやったのでしょう。
そのとき、お釈迦様はこうおしゃいました。
「このようなことで、如来を敬意したことに、礼をしたことに、重んじたことに、尊んだことに、奉ったことにはなりません」
花や線香をたくさんあげたり、太鼓を鳴らしたりして派手に儀式をやっても、それは私に敬意を持っていることにはならないとおっしゃったのです。
「※比丘、比丘尼、在家の男性、女性の誰であっても、教え(法)に従って生活するならば、実践するならば、その人は如来に、最高の敬意を表したことに、礼をしたことに、重んじたことに、尊んだことに、奉ったことになるのです」
※比丘、比丘尼(びく、びくに):出家した修行者であり男性が比丘、女性が比丘尼。
お釈迦様は、「儀式はいりません。実践しなさい」と言われたのです。
本当に大切なのは実践することなのですね。
私たちは、信仰でも、お祭りした、拝んだ、お布施した、ということでご利益があるように思ってしまいます。
しかし、本当のご利益とは、
「釈迦が言うように実践であり、自分に力をつけること」
ではないでしょうか。
ある修行僧の言葉も添えておきましょう。
「般若心経の教えとは、般若心経を唱えることではない。般若心経の中に書かれている行いを実践することである」