本日のテーマ

【人生の支えをしっかりと考える

~何を支えにするか~】

 

 

以前、新聞の人生相談に、こんな相談が寄せられていました。

 

子育てを終えた40代後半の主婦からの相談でした。
「子どもたちが成人し、子育てをしているころが懐かしく、今は何していいのか分からない、この寂しさとどう向き合えばいいか?」

 

この主婦は子育てが支えだったようですね。
また、定年退職をした人も同じように寂しく、何をしていいのかが分からない人も多くいるようです。

 

人にはそれぞれが人生の支えがあるのですね……。

 


人は誰でも心の支えを持っているのではないでしょうか。
 家族…
 愛する人、好きな人…
 仕事…
 趣味…
 お金…
 名誉…
 地位…


 

 

わたしは自分の支えを考えてきました。

それは、ひとつではなく、いくつかありました。

 

「家族」であったり、「仕事」であったり、また「人生の使命」でした。
一言で言えば、「生きがい」とでもいうのでしょうか。

 

しかし、この支えも失うと、大きな影響となり自分に降りかかってくることになるでしょう。

支えを失うのですから当然かもしれません。
そのことについて、書籍『なぜ生きる』1万年堂出版の一説にこんなことが書かれています。

 

金や財を力にしている者は、金や財産を失った時に顚倒(てんとう)する。
 名誉や地位を力にしている者は、それらをなくした時に失墜(しっつい)する。
 親や子どもを力にしている者は、親や子を亡くした時に倒壊(とうかい)する。
 信念を力にしている者は、信念が揺らいだ時に崩壊(ほうかい)する。

 

 

確かにそうかもしれません。

なくなれば大きな損失となり自分を見失うってしまいます。

だからしっかり考えておきたいのです。


もう数年前になりますが、ひとり娘が地方に住むことになり、送り出したことを思い出します。
娘がいなくなった生活は確かに寂しくなりましたが、わたしの支えはそれだけでなかったので助かりました。

 

もし、子育てだけが支えであれば、きっとすごく寂しくなってしまったでしょう。
わたしには失われない支えがあります。
自分以外の人や物事ではなく、自分のなかに持っている支えであり、それが「人生の使命」です。
「何のために生きているか」を自分なりに自覚しています。
ですから、これが大きな支えとなっています。
この支えがあったからこそ生きてこられました。

 

本日、わたしが言いたかったことです。
「心の支えとは失えば大きな打撃を受けることになる。だから失わない支えを持つ」

 

■メーテルリンクの言葉…

「人の弱さというものが、人生を究(きわ)めるのに必要になってくることがしばしばある」

 

 

心の支えは大切です。
しかし、それを失うことで、大きな打撃を受けることになります。
その支えはいつか失うことになる時が来るでしょう。
その時のために心の支えをしっかりと考えておきたいですね。