本日のテーマ

【視野を広げる見方考え方

~反対の世界を意識する~】

 

 

何かに疑問を持ち、その答えを探しているのですが、なかなか見つからないことがあります。

そんな時、見る角度を変えてみると、思いもつかなかったことに気づくのです。

 

何かの答えを探していて、なかなか答えが見つからないと、自分の視野の狭さを感じます。

その原因が「ものの見方考え方」です。
同じ方向ではなく、違う方向から、また違う角度、まったく逆から見てみます。


逆さから見る……

 

 

すると、見えてくるものがあります。

例えば、わたしの経験では、
「幸せとは何だろう?」
その答えは、
「不幸とは何かを知ること」
でした。
不幸を経験することによって、はじめて幸せが見えてきました。

 

「人生で大切なものとは何だろう?」
大きなケガをして、はじめて健康の大切さが分かった。

 

「売上げが上げるにはどうするか?」

買ってもらうお客様の立場になってみたら、やるべきことが分かった。

 

「人が自分から離れていったのはなぜか?」

相手の立場になってみたら、原因が自分にあったことが分かった。

 

「平和を維持するためにどうすればいいのだろう?」
戦争を学ぶことで平和の重要性に気づいた。

 

「生きることとは何だろう?」
死をみつめることで生きていることが実感できた。

このようにして正反対の事にヒントがあるのに気づきました。

 

生きることを考えた二人の言葉を紹介しましょう。

 

■マルローの言葉…
「僕が死を考えるのは、死ぬためじゃない、生きるためなのだ」

 

■ボスハルトの言葉…
「死のない生とは何か? 死がなければ、生を重んじる者はいないだろう」

 

見つけにくい答えは、もしかたら反対に隠れているのかもしれません。

もし、人間関係で悩んでいることがあるとしたら、自分の思いや考えではなく、反対の事を見つめてみると解決の答えが見つかるかもしれません。
それは、「相手の立場」になってみるということです。

 

■長谷川克次の言葉…

「反対の立場に立って考えてみると。これまでどうしても解けなかった難問が、ふしぎなほどすらりと解けてくる」