本日のテーマ
【人生は人や運のせいにはできない
~人を恨まず他を咎めず生にきる~】
わたしもこの歳になって、ようやく人生の仕組みというのでしょうか、その一部がわかってきたように思います。
それは、
「人生は自分でつくる」
ということです。
「どんな価値観を持ち、どう生きるかが人生なのだということ…」を。
だから、
「人生を自分でつくるならば、まずは自分づくりをしなければならない!」
そんなことにようやく気づいてきたのです……。
自分づくりのためにいろいろと勉強してきましたが、特に“人の生きざま”から学ばせてもらったことがありました。
「小さな積み重ねが大事である」
ということを教えくれたのが二宮尊徳です。
それが、
「積小為大(せきしょういだい)」
(意味:たとえ小さなことでも、積み重ねていけばいつかは大きなものになる)
また、
「蒔かぬ種は生えぬ(まかぬたねははえぬ)」
(意味:原因があり結果となる。道理にかなった努力をしなければ願いは叶わない)
などがあります。
二宮尊徳の人生は、家庭環境や経済的に恵まれない生い立ちからスタートし、子どもの頃から苦労をしてきました。
その苦労を良い方向に転じるためにありとあらゆる努力をしてきたのです。
二宮尊徳の能力は、わたしが感じるだけいろいろありますが、
・学ぶ力…
・努力を怠らない…
・小さいことを積み重ねる…
・人や世の中の役に立つことに価値を置いた…
・本質を見抜く目(本当の原因の追究)…
・反省をする…
・道理や法則を大切にした…
・先見の明…
などなど多くの事です。
学んだ中で、特に憧れたのは、
「最悪な状態から目標を持ち、努力と知恵で好転させる」
という生き方です。
それについてこんな逸話がります。
尊徳が35才の時にある廃村を建て直しすることになりました。
その時に尊徳を妬む役人たちの妨害に遭い、十年に及ぶ歳月がかかってしまいました。
その妨害が尊徳を苦しめましたが、尊徳は彼らを責めず、成田不動尊のお寺で反省するのでした。
そして祈願をしたのです。
その祈願とは、
禍(わざわい)転じて福となし
凶を転じて吉となし
借財を変じて無借となし
荒地変じて開田となし
衰貧(すいひん)変じて富栄(ふえい)となし
痩地(やせち)変じて沃土(よくど)となし
困窮(こんきゅう)変じて安楽となし
という、人を恨まず、他を咎めず、自分の感情を捨て、反省をして人々の幸せのために公正な願いをしたのでした。
人生には苦境に立たされる時があります。そんな時こそが、“自分づくりの機会”なのかもしれません。
どんな苦境に立たされても、
「人や他のせいにせず、自分を反省し、努力を続けること、そして最悪なことでもいつかは転じて良い結果となることを信じ願うこと」
という信念と努力を是非とも、見習いたいものです。
人生にはいろいろと決めなければならないことがありますが、最終的には自分で決めなければなりません。
どんな結果になろうと、最終的には人や他のせいにはできません。
人生を決めるとは、生き方を決めることです。
どんな生き方ができるか?
それは、“自分をどうつくるか”ということになるのではないでしょうか。
