本日のテーマ 

【毎日当たり前のことに感謝したい

~無事に過ごすことの大切さ~】

 

 

昨日という日はどんな日だったでしょう?

 

 普通だった…
 良いことがあった…
 最高の日だった…
 嫌な日だった…
 最悪な日だった…

 

人それぞれの一日だったことでしょう。

 

一日を過ごしたときに、何かを感じることや感謝することがありますか?

 


以前に40代の男性Aさんとお話しする機会がありました。
Aさんの話を聞いて、こう思いました。

 

「この人には幸せが寄って来る……」と。

 

Aさんは、建設現場の監督をしていました。


 

Aさんがいつも気にかけていることは「安全第一」でした。
その理由は、以前に事故で作業員を亡くした苦い経験があったからです。
そんなAさんは言います。


「毎日無事に作業が終わることが嬉しいです。だから無事に終えた事が特別に思えて、いつも感謝しています。仕事のはかどり具合も出来不出来もありますが、ともかく無事なことが最高の喜びです」

 

わたしはAさんのことがよく理解できます。
毎日、家族の無事を祈り、そして一日の終わりに、無事で過ごせた事に感謝しているからです。

 

良いことがあった日でも、嫌なことがあった日でも、変わらずに無事に過ごせたことを喜び、お礼を言います。

 

わたしは普通の事に感謝できる人間になりたいと思っています。

Aさんのように「普通が最高」なんです。
普通でいられることが幸せなんです。
だから感謝できるのでしょう。

 

Aさんも、わたしも毎日一番の願いが叶っています。
だから毎日が幸せを感じられるのだと思います。

 

 

特別に良いことがなくても、
嫌な出来事があっても、

無事に過ごせることが嬉しいです。

そんな当たり前のことに感謝できると、いつも幸せを感じられます。

 

そう幸せを感じられるとき、感謝できることは、幸せを感じられることにつながると、つくづく思うのです。